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エッセイ…
『スポーツ』
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スポーツ観戦というのは、理屈を殆ど抜きにして愉しいものの一つだ。見ているだけで、何か活力を分けてもらえそうな気がするものである。
こういう立場に立つなら、シカゴは羨ましい場所である。観戦に値するものが溢れている。
最近は日本から渡米した選手の活躍で、話題に上る機会も増えた野球では、カブスもホワイトソックスもある。何れもリーグ草創期からの伝統を誇る球団である。カブスの本拠地であるリグレーフィールドは、旧き良き“ボールパーク”の雰囲気を伝える球場として知られている。
今となっては伝統の球団も、創設時は新参だった訳で、“新米”というニュアンスの小熊を意味する野球のカブスに対し、「大男達がグランドで走り回る」というイメージで小熊の“カブ”より大きい“ベアー”をチーム名にしたのは、アメリカンフットボールのベアーズである。
アメリカンフットボールについては、日本でもプレーされているが、どちらかと言えば関東や関西の高校や大学で盛んなスポーツで、北海道では比較的馴染みが薄い。「見てもルールがよく判らないから、テレビでやっていても見ない。」という声もしばしば耳にする。がアメリカでは、所謂“四大スポーツ”の中で最も熱気を帯びたものかもしれない。
ベアーズも参加しているアメリカンフットボールのNFLは、多くのチームがカンファレンスと地区に分かれ、同一地区内のホームとアウェーの他、前年の戦績などで選ばれた対戦相手との試合が組まれる。シーズンは九月から一月と長くはない…
伝統あるシカゴのスポーツチームと言えば、アイスホッケーのブラックホークスも忘れてはならない。アイスホッケーのリーグNHLは、1960年代まで六チームのマイナーなリーグだった。モントリオール、トロント、ボストン、ニューヨーク、デトロイト、そしてシカゴだった。これらは“オリジナルシックス”とも言われる。
アイスホッケーはカナダで発祥して普及したと言われるが、欧州でも人気が高い。NHLでも、ロシア、スウェーデン、チェコなど、欧州の強豪国出身の選手が大勢活躍している。年に一度開催されるNHLのオールスターゲームは、“東西−トロントやニューヨークと言った東に対してヴァンクーバーやロサンゼルスと言った西−対抗”ではなく、“北米出身選手”対“欧州など北米以外出身選手”で二チームを編成して行っている程だ。
所謂“四大スポーツ”の「シカゴにあるチーム」として最も著名なのは、バスケットボールのNBAに参加するブルズであろう。
NBA随一のスーパースター、マイケル・ジョーダンを擁し、90年代に六回もNBAを制している。NBAを知らなくてもブルズというチーム名は聞いたことがあるという人にも出会ったことがある。
マイケル・ジョーダンについては、シカゴの著名なコラムニストであるボブ・グリーンの手になる『マイケル・ジョーダン物語』(集英社文庫)に詳しいので、そうしたものに譲るが、私はブルズの試合をシカゴで観戦した。得難い経験をさせてもらったと思っている。
私が観戦した時点で、ブルズは負けが込み、リーグ最下位に甘んじていた…監督が交代した直後だった…
スポーツ関連については、何れまた語る機会もあることだろう…
2002年4月9日 管理人 タシケント