一歩輪の外から

田中有規子


今、一番素敵な時間を歩いているような気がします。人の心の暖かさや思いやりを全身で感じています。どんなにつらくても、苦しくても、そーっと人が暖かい手を差しのべていてくれるのを、痛いほどに感じる。 だから私も人にやさしくしてあげられる気持ちになれるのです。 そこに人の心があるから「話の種」はできあがり、いつまでも続くのでしょう。 このところ私は「話の種」から少し遠のいている気がするのですが、一歩、二歩輪の外から見てみるのも悪いものではありません。今まで気がつかなかった事が見えてくるような気がします。

人の心がつくる「話の種」といつまでもかかわってゆきたいと思います。

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