2月の中旬に1週間の冬休みがある。休み明けの月曜日に学校に行くと先生がいない。 補助の人たちも状況がわからないといっている。 先生は帰省していると聞いていたので一日伸ばしたのかと思いながら、休むなら 学校に連絡してもっとしっかりして欲しいと思った。この先生 ちょっと親との摩擦が多く我々も色々問題を感じており、今日は校長先生にクラス 変えを含め相談する予定だった。その後なおちゃんままからの突然の電話。 先生はもう辞めたと校長先生から電話があったことを告げてくれた。校長先生に 電話をしようと思っていた矢先の話で驚くばかり。これは大変な事になったと思い、 直接校長先生に電話をする。校長先生は代わりの先生を探しており、 特殊教育の免許を持っている良い人が見つかって面接予定、その先生が決まる までの間代わりの先生をすでに確保していると一気にしゃべってくれる。 辞めた理由を聞くと個人的な理由であり、それ以上は言えないと言われた。 このような不安定な環境はなおちゃんにとっても大変困り、新しい先生も どんな人が来るのかわからない。校長先生にはなおちゃんを違うクラスに 入れてもらうようお願いした。いつかこのような日が来るような予感もしていたのだが こうも唐突にくるとは思ってもいなかった。その後去ってしまった先生からも音沙汰無し。
昨年9月から今まで辛抱強く先生といっしょに努力してきた(つもり)が、 それもすべて水の泡となってしまった。クラスの方針は先生が決定するので 先生が代わるとガラっと変わりまたゼロからのスタートになってしまう。 この半年のなおちゃんと親の努力の時間を返してくれー。これは本当に困ってしまう。 でも正直言ってこの先生が去ってちょっとほっとした面もある。
翌日から代理の先生がいた。新しい先生が決まるまでの間 お世話になるのだ。おっとりしたタイプでちょっと安心した。辞めた先生のほうの話だが 周囲の話を聞いているといろいろ摩擦が多く辞めたようだ。 押しの強い先生であったが子供たちを大変可愛がってくれていたと思う。 なおちゃんはスポーツ選手になるべきだと言った言葉が印象に残っている。 なおちゃんは走ったり、トランポリンなど運動が得意だからだ。 その日からなおちゃんとバットとボールでバッティングもどきをしている。 またヘッドフォンステレオを使う事を教えてくれたのもこの先生だった。 良い点もいろいろあったのであった。