• 家庭訪問

    10月3日の土曜日に先生の家庭訪問がありました。これは先生からの希望です。 家庭での生活の様子やなおちゃんの養育方針の確認(IEPの内容)などをしました。 先生からはなおちゃんが学校到着時、私と別れる時によく泣いたり、 機嫌が悪くなる点を気にして、学校には笑顔で来てほしいと希望が ありました。先生の方から学校到着時に車まで先生、 もしくは補助の人が迎えに行く方法にしたらどうかという 提案がありました。効果のほどは後程報告しましょう。 あとは家での生活でビデオなど単調な遊びがしか興味がない 点などについて話し合いをしました。前の先生もそうですが、この 大好きなビデオで遊ぶ時間は御褒美として使いなさいとの事でした。 たとえば30分見たら何か別の事をさせてその御褒美にまた30分見せるなどの 工夫をする事です。また自閉症の特徴として物事の始まり、終わりを理解する のが難しい、言葉だけではだめな場合もあり、ベル、タイマーなどを利用する などのアドバイスももらいました。実際前の先生は課題の切り替えの時には ベルをちーんと鳴らしていたようです。

    またIEPを見て教育の時間の内5%の時間を普通クラスで行う旨が記載されており、 (IEPは親もあまり見ていなかったです)今後1週間に30分程度通常の幼稚園の クラスに入れて(エイド付き)もらえるようです。年が大きくなるに連れて 自然と同年代の子供たちと交わる時間が減っていくのでこれは嬉しいです。

    新しい先生は30-40才ぐらいの女性の先生で特殊教育にも精通して いる様でした。また多くの特殊教育の会議にも出席されており、 この前の会議(Capital Austism Conference '98)の基調講演は Temple Grandin女史の "Growing Up With Austism"という題目で 大変勉強になったと言ってました。 Grandin女史は高機能性自閉症ですが、動物学の研究で博士号を 取得した人です。"我、自閉症に生まれて"学習研究社 (英文題名Thinking in Picturesらしい?)という共著もあります。 公演のテープを借りているのですが、どこまで理解できる かはお楽しみに。 彼女のホームページを見つけてしまいました。

  • http://www.grandin.com/index.html

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