魔法の箱  

   アマポーラ・ヘネロサ

 

 

皆さんハリーポッターという小説をご存知ですか。ハリーポッターという男の子は初めは内気な子供でしたが、魔法の杖でいろいろな物を作ったり、問題を解決したりしているうちに、活発な子になりました。私はこの話と少し似ている話を知っています。ハリーポッターと違う点はその話は本当だということです。それは女の子についての話です。その女の子も魔法の杖のような物を持っています。それは魔法の筆箱です。

昔、同じ年の子と比べると体が小さくて内気な女の子がいました。外の子は遊んでいる時彼女をからかいました。彼女はいつも泣いてうちへ帰りました。ですから、いつも兄弟とだけ遊びました。学校のテストはよい点でしたが、課外活動に参加しませんでした。両親は心配して、先生と相談し、その子を数学のコンテストに出そうと思いましたが、彼女は出たくないと言いました。実は彼女はコンテストに出たかったのですが、自信がなかったのです。                                                         

ある日、学校で飛行機のような形をしている珍しい筆箱を見ました。彼女はとても欲しくなって、お父さんにお願いました。お父さんはもしその女の子がコンテストにでて優勝すれば、筆箱をかってあげると言いました。その条件はとても難しくて、できるかどうか心配でしたが、筆箱のために数学のコンテストに出ることに決めました。毎日お父さんと一生懸命勉強しました。そして、一ヵ月後、彼女は数学のコンテストで優勝しました。お父さんは筆箱をかってあげました。

筆箱をもらってから、内気な女の子は少しずつ変 わってきました。友だちも彼女を尊敬するようになって、からかわなくなりました。彼女は兄弟だけでなく、外の子とも遊ぶようになって、たくさん友だちができました。学校では勉強と課外活動に積極的に参加するようになりました。いろいろなコンテストにも出てみました。その時必ず、筆箱をもっていきました。そのうちに、将来先生になりたいと考えるようになりました。筆箱が彼女を変えたのだと思います。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            

その後彼女は大学の経済学の先生になりました。そして、今ここで皆さんの前でスピーチをしています。来年私も皆さんのように日本に留学します。その時ぜひ、魔法の筆箱を持っていこうと思っています。

本当はその筆箱は不思議な力がありません。普通の物です。しかし、彼女にとって、筆箱は自信を象徴しています。それで自信を持つようになって、自分の才能が分かってきました。私はだれでも特別な才能があると信じています。どんな才能があるか、自分で見つけてください。自分の才能が分かったら、それを発揮してください。成功するためには自分の才能を信じることが必要です。日本へ行く時はあなたの魔法の筆箱を持っていってください。日本で、私たちの才能を発揮しましょう。