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3年B組勘八先生
		  だけど泣かないさ
							川谷卓三


  いつまでも友達でいようとか 大切な思い出にしようとか

  そんなきれいごと言う前に 誰か一人のために戦った事があるか

  またいつか会える日があるとか 幸せは必ずやってくるとか

  自分の手を汚すこともなく 借りてきた理屈で何を語るのか

  だけど泣かないさ だけど泣かないさ

  愛という言葉の虚しさを知り のっけから無様な俺だけど

  ****朝を精一杯に感じる事は出来るよ

  人は裸で生まれてきたのだし 裸のままで生きて行くのだから


  黄昏の雑踏に立ち止まり 誰かに会えるかも知れないと

  明日への期待に胸踊らせても 一夜明ければ また退屈な一日がある

  知らん顔で通り過ぎる人も 靴音急ぐ影を見送り

  人混みの孤独を噛みしめて 心と体寄せ合う事はないのか

  だけど泣かないさ だけど泣かないさ

  愛という言葉の悲しさを知り のっけから無様な俺だけど

  かけがえのない君の命 感じる事は出来るよ

  人は裸で生まれてきたのだし 裸のままで生きて行くのだから


  だけど泣かないさ だけど泣かないさ

  愛という言葉の大きさの中で のっけから無様な俺だけど

  たじろがず君の顔 見つめる事は出来るよ

  人は裸で生まれてきたのだし 裸のままで生きて行くのだから