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くまのプー太郎
		  たいたいづくし
						国本武春


  「それでは、ご陽気にお時間まで!」


  飲みたい 食べたい 騒ぎたい こいつは春からおめでたい

  ご近所総出で祝いたい とことん羽目をば外したい

  たいたいづくしで福が来て 七福神まで歌い出す

  たいたいづくしで明け暮れて 鶴亀そろって舞い踊る

  私もカラオケ歌いたい 兄弟仲良く踊りたい

  悲しい話は そりゃ聞きたい 小さな幸せ 探したい

  さぼって昼まで寝ていたい 楽してたくさん誉められたい

  汗水流さず儲けたい ついでにモテたい プー太郎

  たいたいづくしで福が来て 七福神まで歌い出す

  たいたいづくしで明け暮れて 鶴亀そろって舞い踊る


  会津若松は白虎隊 福岡土産はからしめんたい

  九州の人はよかですたい あれたい これたい そうですたい

  奥さんいる人 そりゃ妻帯 大事なあの娘に貞操帯

  エッチで膨らむ海綿帯 母にささげるバラード 海援隊

  ゴスペル歌うは聖歌隊 われらは科学特捜隊

  バナナはやっぱり亜熱帯 徳川幕府はもう安泰

  めでたい魚はキンメダイ 真鯛にクロダイ インドタイ

  祝いの席なら蝶ネクタイ あなたと食べたいサケ茶漬け

  たいたいづくしで福が来て 七福神まで歌い出す

  たいたいづくしで明け暮れて 鶴亀そろって舞い踊る


  元気を出して節 国元丈春   失う物が多すぎて 夕陽の色にうなだれる   なくした物が遠ざかり うつろな犬がまた歩き出す   壊れた物を両手に乗せて 飛ばない鳥を思い出す   ちぎれた本を開いたら ページが風に   ほら白く ほら強く ほら吹かれてる   「さあさ、お聞きのみなさま方よ。語りますのは同じ空の下、    心うちひしがれた方の事。歌で世の中変わりはせぬが、    届かぬ想いを届けたい。ここは一番、大きな声で申し上げましょう!」   元気を出しておくんなさい 今はそれしか言えないけれど   元気を出しておくんなさい ここからあなたに祈ってる   凍える夜にまぶたを開けて 流れる星を探してる   濡れた心に乾いた石を 当てればそこで   ほら風が ほら地図を ほら見つめてる   「お前なんぞに言われたぐらいで、どうにもなりゃしないよ。    それは解ってますがね、だんな。    あたしゃ、あの子をどうしても励ましてぇんだ。    役にたつもんか。えっ、気休めだよ。    じゃ、それじゃ、だんな、一言だけ、    一言だけ こう言わせてくだせえな〜」   元気を出しておくんなさい もしもよければ一緒に歌い   元気を出しておくんなさい いつでもあなたに祈ってる