悲劇な家族へ…

 

父ちゃんは医者、母ちゃんは胃弱

姉ちゃんはびょうぼう、兄ちゃんは病死

 

僕たちは呪われているかな

僕たちは魔除できないだろう

 

外の世界を出たくて、母ちゃんの両手に抱かれたくて

母ちゃんと話したくて、でも、僕はただ早死な死胎だけだ

 

父ちゃんを助けたくて、外の空気を感じたくて

外のいろいろなものを見たくて

でも、僕はただ不幸なやつだ

 

暗闇の世界で何も見えない

幾千の線に僕を繋がっている

この短い命で苦痛だけ感じる

人生のドラマは何だろう

 

意識がだんだん薄くなって

母ちゃんの声がだんだん聞こえなくなった

何も知らずに元のところへ戻った

そこで、姉ちゃんと兄ちゃんと会って

まもなく

殺された母ちゃん

自殺した父ちゃんも

来たんだ…