LOVE SONG

まるでショットガン  撃ち抜かれた  みたいに僕の胸から     空が覗き
君の最後の  一言がまだ   頭のなかで   鳴り響いている
強い風が   君を巻き込んで 去っていった  
冷たい月の   素肌ほどいて   口づけた  あの夜はもう
今はほかの 誰かのもの       迷いこんだ 季節に朝が遠くて
くすぶり 続けてる思いを    かき消すために 歌えば
ありふれた メロデイ-さえも   体中を流れる      波に変わった
砕け散る日    差しの中で        僕は君を          見失っていた
乾いた記憶が眩しさ       変わっていき立ち止まった  SUN SHINE
同じ香りで 振り返る午後     ほつれていまいそうなPRIDE  もみくちゃのPRIDE
アスフアルトに  ひからびてく    贈られるはずの花が
通り過ぎる 車によって  つぶされて 真っ黒なしみを作った
偶然を装ってなんて   今さら 会えない空気を
感じている  気持ちはなぜか   輪郭だけを   保とうとした
砕け散る日    差しの中で    僕は君を     見失っていた
乾いた記憶が眩しさ   変わっていき立ち止まった  SUN SHINE
あの日口ずさんでた  メロデイ-が ラジオから流れ胸を刺した  この胸を刺した   
砕け散る日    差しの中で    僕は君を      見失っていた
あの日口ずさんでた メロデイ-が   ラジオから流れ胸を刺した 
あの日と 同じ日差しは白く     全ての色を奪っていた
あの日口ずさんでた メロデイ-が   ラジオから流れ胸を刺した この胸を刺した   
君が忘れてったCDと  ヘア-ブラシ そして 何枚かの写真
二人いつも 聴いてた LOVE SONGを今
一人聴くときは いつも同じ問いかけを   繰り返してる
全てが初めから  こうなることを この曲は     知っていたのだろうかと