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巡り来る春に 夢去(ゆめさ)りし (かぞ)えきれぬ (おさな)(やさ)しさに(まも)られていた日々(ひび) (ねむ)れずに (さけ)ぶように (きみ)(おも)うもどかしさ ()(めぐ)()をとりて(あゆ)(みち)()かれた季節(きせつ)(まよ)いゐる (のぼ)りゆく(かげ)()れて (はかな)さに(きら)めく (なに)()にせずに()まれてきたから このまま世界(せかい)()わりを()げたい (かな)しいのは(うしな)うよりも いつの()かまた()()がること (めぐ)()(はる)旅立(たびだ)足音(あしおと) (はな)()見送(みおく)られて (なに)かを大切(たいせつ)(おも)える気持(きも)ちが いつまでも(つづ)(よう) (ひとみ)()じた 雨上(あめあ)がる 朝日(あさひ)(なか) (わか)れに()()されてゆく やがて()明日(あす)()けて (そだ)ちゆく(かて)となる ゆき(ちが)人並(ひとな)み かき()けたら また出会(であ)うかな(なつ)かしい(ひと)(やさ)しいのは (おも)いの(なか)()らぬうち(そだ)()くイメージ (なげ)くなら孤独(ひとり) (ぬく)もりは二人(ふたり)(あたし)(くる)しみは(きみ)邪魔(じゃま)()まりゆく(そら)(ねが)うのは一人(ひとり)()きてゆける(つよ)さを(もと)めて (めぐ)()(はる)旅立(たびだ)足音(あしおと) (はな)()見送(みおく)られて (なに)かを大切(たいせつ)(おも)える気持(きも)ちが いつまでも(つづ)(よう) (ひとみ)()じた いつかまた (とお)()(ほこ)(まも)約束(やくそく)もなく (ねむ)()きるとし(めぐ)
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