海南島、広州遊

国慶節+中秋節の振替休日を利用して、海南島と広州に家族旅行をした。

1)現地の旅行会社
自由度をもちたいため、出発する前に直接航空券代理店とホテルに電話で値段を交渉し予約を取って自由旅行をした。 深せんの蘭田空港で海南島の「国旅」に人に色々な割引サービスを紹介してくれた。不信の気持ちがあったが、紹介してくれたサービスは結構魅力があった。 同じホテル、同じフライトの料金は約20%やすいため、そのサービスを利用してみようと決めた。海口の空港まで車で迎えにきてくれ、嬉しかった。その後3日間の旅行で一台の車をずっと貸切をして(一日300元)色々なところに回ってきた。まー、サービスは悪くない。

2)興隆温泉
海南島と言えば、ぜひ行ってくださいと言われたところは三亜と興隆だ。海口は海南島の「省会」と言って も全然面白くない、極普通の中国小さい都市だ。でも海口の空港を出て、周りの緑がすごく、中国の空港の中 に「緑化」の一番よい空港だそうだ。空港から市内への車の中に、道路の両側に沢山途中建設中止の建物は沢山ある。80年代海南島の開発ブームで残った跡になった。因みに海口市内のマンションの値段はブーム時 の7000元/平方米以上から現在の1000元/平方米位になった。つまり10万元で海口市内3LDKを買えるという信じられ ない安さの値段だ。

海口には興味がなく、さっそく貸し切りのサンタナーで興隆に出発。興隆は海口から三亜への高速道路の途中にある万寧市の一つの町(「鎮」)。途中「紅色娘子軍」の紀念モニュメントで紀念写真を一枚とって約2時間で興隆に到着。高速道路はめちゃ空いている。興隆は新開発の観光地で、沢山のホテルと遊園地が集まっている「温泉旅遊区」。ピーク時期ではないためホテルの値段が安いから一番高級の5星「康楽園酒店」 に泊った(ツインで450元)。ホテルはリゾートホテルでとても奇麗。温泉水プール、娯楽施設は全て揃っている。部屋は全て別荘タイプ。近くに「熱帯植物園」、「アジア風情区」などの観光地がある。「アジア風情区」 は「不倫不類」単に東南アジアの国の景色の建物を少し作って、その国の服装を着る中国の田舎女性を雇って、 一緒に写真をとって10元。「差点要吐」!熱帯植物園は見る価値がある。沢山見たことのない植物を短期間で見学できるわけだ。

夜の活動として、近くに劇場があり、タイから数人の「人妖」を雇ってきて、人妖演出と笑いショーがあるら しい。タイで見たことがある、と無駄な金を節約するため(一人200元だそう)、行かなかった。変わりにホ テルのプールでのんびり過ごした。

出発の前、友人の話しによると、興隆の風俗女が大変多いそうだが、一応そのファイブスターのホテルの部屋に電話をかけて来ることがなかった。
 

興隆熱帯植物園

天涯海角

亜龍湾ビーチ

3)三亜美景
三亜はまあまあ奇麗なところ。しかし、個人的には沖縄の方がもっと奇麗だと思う。市内の名所として「鹿回頭公園」 、「天涯海角」、「亜龍湾」を回ってきて、やはり僕はビーチが好きで、亜龍湾のビーチで3時間位日焼けをした。 亜龍湾のビーチは恐らく中国で一番奇麗なビーチ。水も結構きれい。気になったのは泊りのホテル−珠江花園酒店。 4つの星で550元。大東海ビーチの手前にあるリゾートホテルで大変奇麗だった。ホテルのサービスも文句なし。

4)娯支洲島ダイビング
娯支洲島は三亜の近くの陵水にある新開発のリゾート島。島上にはまたホテルなどが出来てない。 この前中国と米軍機の衝突した海域。近くに解放軍の軍営があるそうで、そのエリアに入るため身分証明書を見せる 必要もある。娯支洲島は海南島で一番水の透明度の高いダイビングエリアだそうで、ここに着てぜひダイビングを チャンレンジしたいと思って、やってみた(580元)。先進国、香港も含めて、ダイビングは必ず免許を取る必要 があるが、中国では例外だ。30分位かけて、呼吸、手勢を練習すれば直ぐにできる。自分はすごく心配だったが、ガイドが同行のおかけって、子供と一緒に水下18メートルまでもダイビングした。やぱりダイビングは恐怖感もあり、面白い。 水中カメラで沢山の写真をとった。ちゃんと練習してないため、足は有毒の「海胆」(身体の周りに長い針がある) に刺されて、手もアレルギーのある珊瑚に刺された。自分の手と足も一部の珊瑚を壊した。ダイビングはやはり本格的な練習と ライセンスが必要だと思う。このまますると、あそこのダイビングは必ずある日、沢山の珊瑚が壊されて、人身事故が発生することも可笑しくない。

5)海南島海産
海南島に来て、海南島の特有の海産を食べなければいけない。料金は安くないが、一部の海産は海南島し か食べられないようだ。夜光螺、皇冠螺、老虎班、老虎魚、豹魚を食べた。豹魚は国家保護動物にようで、捕捉は厳 しく禁止されているが、皆やっている。各レストランは公安匪警と手を組んで、裏で売っている。約70元/500g。 やぱり美味しい。食べた空の貝売を持ち帰ってきた。

6)海南島物価
高い。特に車のガソリンが高い、3.7元/リトルもする。海南島は観光地として、基本的に何でも高い。
遊園地のチケットも最低40元以上。ビーチのマリンスポーツは信じられないほど高い。水上バイクはなんど 150元/10分もする。沖縄の3倍、タイの2倍だ。果物だけやすいかな?

7)広州帰り  

帰りのフライトの終点は広州にした。南方の大都市として有名なので、少しでも観光したい。 しかし残念ながら、広州は想像より全然よくない。広州の所謂繁華街−北京路や、日本大使館の近くの友誼商店などに行ってみて、古くて、少しでも繁華の景色を見えない。 変わりに、友誼商店のブランド商品の値段は東京、香港の倍位の高さ! 社会主義中国の資本家は金持ち。レストランや、足裏マッサージなどの店も少ない。 はやり深せんは広州より遥かによい。 広州→深せんの高速列車「新時速」(時速200キロ)も乗ってみた。 速い(広州→深せん1時間)、快適清潔、便利(30分1便)だ。

以上。

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