東方賭城ーマカオ


この前、初めてマカオに行ってきた。
あんまりにも沢山感動することがなかったが、香港等と比べてはやり雰囲気が違う。
皆さんが今度香港に来られた時、是非行ってみてください。

1.マカオへの交通
マカオは広東珠海と隣接し、珠海から徒歩で入れるが、香港からは船とHelicopterだ。Helicopterは約20分、値段が400ドルらしい。船なら、香港島側の上環にある「港澳碼頭」(MTR上環駅から近い)から出ている。船は何種類もあるが、大体噴気式の「飛艇」。30分置きに出発。マカオまで約1時間。値段は普通の(Economy Class)なら130香港ドル。Super Classなら2倍。船の中は結構清潔。無料新聞等置いてある。テレビ放送ある。Super Classは軽い食事と飲み物を提供。

2.ビザ?
香港永久居民ならIDカード(身分証)だけで出入境できる(見せるだけ)。中国パスポートなら、基本的に香港からマカオへは何もなしで入境できる。ただし、マカオから香港に戻る時、香港を出る航空券をもっていったほうが安心。僕は一応香港IDカード(永久ではなく)をもっているので、パスポートと香港IDカードを渡してOK。因みに毎年香港からマカオへの「観光者」は約800万人。香港居民専用の出入境カウンターがある。

3.観光地
マカオは香港の田舎だといえる。静か、小さいなところ。人口約40万。街と言っても中国の中等県城のような雰囲気だ。幾つかの古跡(三碑坊、噴水広場など)があり、歩いて2時間で全部回れる位。街の中にも中巴があるが、Taxiはお勧め(めちゃ安い)。物価は香港より遥かに安い。マカオ人の平均収入も5千ドル位らしい。香港ドルはそのまま使える。両替なら1HK$約1.03マカオ元。

「大三巴碑坊」はマカオの最も有名な建物

4.賭、賭、賭
マカオの支柱産業である「賭業」。全市の3分の1以上の人は「賭業」と関係のある仕事をしているらしい。政府の収入も「「賭業」からの部分が大きい。賭王何鴻榮はマカオの経済をコントルールしているといえる。大体大きなホテルにも娯楽場(Casino)が付いてる。中で賭場として葡京酒店の葡京賭場の規模が一番大きい。葡京賭場は街の中心部にあり、分かりやすい。入り口でセキュリティテチェックがあり、カバン、カメラなどは扱ってもらう。賭場の中には日本のようなスロットなどはあっちこっちあるが、最もPopular
のはカードゲームだ。カードゲームも何種類があり、いつも「百家楽」のところで一番混んでいる。周りをみて、入っている人は別に映画の中に出ている格好よさそうな人ではなく、極普通の市民ばっかりだ。奥と上層には色々なクラブがあり、それはVIP専用のルームようだ。金もちは中に賭ける、市民は大庁でやるということ。賭場の中でもCredit Card用のATMを設置しており、あいうところでお金を下ろして破産することにならない?

5.売春婦とナイトクラブ (女性の方は申し訳ない)
香港人がマカオに行く目的は賭と女遊びだと言われている。なぜなら、香港と比べて、マカオは安くて女の子もきれいそうだ。香港の港澳碼頭の中にも沢山の旅行会社とナイトクラブの張ってあるポストが目立っており、まるで新宿の歌舞伎町。一番面白いのは沢山の旅行会社の提供する「套票」だ。500〜1000ドル不等。香港に戻った後香港友人に聞いたら、「套票」は所謂「包香港−マカオ往復船票、ナイトクラブ茶票、ホテル2時間部屋代」だそうだ。極めて露骨!同僚と一緒に葡萄牙レストラン+Cafeを出て、既に11時半。マカオの碼頭に近い「文華東方酒店」に帰る途中、葡京酒店、富豪酒店あたりを経由した時、沢山売春婦からの誘いに驚いた。以前「反映旧社会的電影」の中によくそのようなシーンがあると記憶している。女たちは多分90%以上大陸人(普通話で声をかけてくる)。たまにロシアぽいの女性に見当たる。

6.格蘭披治(Grand Prix)大賽車
ちょっと年に一度の大きなイベント季節に会った(行く前は知らなかったが)。帰りの日は試合の開始日で、ゆっくり見れなかったが、船に乗るまえ、少しだけを見て感動した。来年は是非見に行く。感動と刺激はレースはまちの中の道路を使っていることだ。時速200K以上飛んでいる車の音は街が揺れている感じだった。後日の試合で事故があって、観戦者の一名が死亡。

7.経済蕭条?
街の中心部に沢山のオフィスビルなどは殆ど入居してない模様。昼間、夜間歩いて、全然人がいない。まるでヨーロッパの町。なぜだろう。賭業と黄業を禁止すれば、死城と同じかもしれない。