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サボテン管理法−基本編−
@購入:最近では何処でも売っていますが、主にデパートの園芸売り場、園芸店、サボテン園です。贈答品として入手された方は、A「購入後の管理」より読んで下さい。
最も良いのはサボテン園ですが、大抵個人宅な為行き難い上、交通の便も良くありません。但し品数は豊富ですし、何しろ主人が専門ですから、是非訪ねてみたいものです。訪園前に必ず電話を入れましょう。
入手先として最も多いのがデパートの園芸売り場でしょう。十数個が並べられていますが、その殆ど全てが強健な普及種です。気に入ったものを選びましょう。多少形が崩れていても、育てているうちに復活させる事が可能です。但し購入する売り場は常に徘徊し、入荷仕付のものを入手します。太陽に一日あたらない毎にサボテンは弱り、数週間ビルの中に放置された苗はまともに育つ筈も有りません。
A購入後の管理:サボテン園で入手したものは、植え替えの時期を聞いておきましょう。他に心配する事は有りません。
園芸売り場で入手した株は、先ず植え替えからはじめます。最近土が溶着する困ったものが多用されており、これでは水を一回与えたら腐ってしまいます。瀬戸物の鉢・底に穴の無い鉢も駄目です。
植木鉢を横にしてこんこん叩くと、通常の植え付けならばごそっとサボテンは転がり出してきます。これが普通なのですが、最近使用されている溶着土は表面がカチカチで、とても苗が抜けそうに有りません。そこでこれは鉢を叩き割り、食い込んでいる溶着土をこそぎ取るより他有りません。
先ず新聞紙を厚く敷き、鉢を横にして固定します。鉢の横っ腹を軽く金槌でこんこんやってやると(寸止め感覚で。あくまでもサボテンに衝撃が無い様に)、暫くした後ぴしっと罅が入ります。それを更に広げるように叩いていくと、バラリと鉢が砕けて苗とこびり付いた土が転がり出てきます。今度はその土を剥ぎ取りますが、その際根をなるべく傷めない様にして下さい。根に食い込んでいたら、その塊は放っておきましょう。
B植え付け:鉢は朱温鉢がベストです。素焼き・瀬戸・プラスチックは乾き難いので、乾燥した部屋に置くか用度を乾き易くする事で使用可能です。逆に駄温鉢(柔らかいもの)は乾燥が激しく、さすがのサボテンも干乾びてしまうので避けます(駄温鉢は着生蘭用です)。孔を虫除けネットで塞ぎ、1/3ほどがらや赤玉土中粒を入れますが、3号未満の鉢ならば不要です。あとは市販のサボテン用の土を入れ、苗を固定します。鉢の大きさは指一本は入る程度の大きさにし、乾きを最優先に考えます。
C植え付け後の管理:サボテンは春から秋まで成長し、冬は休眠します。ですから水は春・秋に十分与え、夏は控えめ、冬は干乾びない程度に与えます。
春・秋の潅水は週一回、鉢底の穴からじゃぶじゃぶ出るくらい与えます。馴れてきたら回数を増やすと、より早く大きくなる種類も有ります。夏はサボテンにとって嫌な時期なので、用土が2日3日も濡れないようなやり方をします。冬は2週に1回くらい、根にやると言うよりもサボテンの体を湿らせるような形でいいでしょう。濡らすと困るタイプの刺のサボテンには、冬季は与える必要が有りません。
植え替えは年2回、2〜3月と9月に行いますが、9月を省いてもそう変わりません。
肥料は不要です。
D季節ごとの管理:早春2〜3月より新刺が出現します。この時機を逃さず植え替えを行うと、新根の伸びが良好です。春でも5月を過ぎると強光線になるので、心持ち遮光を開始します。8月をピーク(50%)に徐々に遮光を強くします。内地実生・接ぎ下ろし苗は貧弱なため、砂漠植物と言えど日焼けを起こし、そこへアカダニ・カイガラムシなどが襲来するためです。又、湿度も高くなるため、夏の潅水は控えめにします。秋になると再び成長を開始し、殆どの種が良い成長を見せます。冬は休眠させます。但し、太陽光には十分晒さなくてはなりません。
E繁殖:挿し木は枝を出した場合、それをもいで発根剤を塗り付け、用土にさして明るい日陰に置くと、1〜4週間で発根します。丸い仔を吹くものは、相当大きくなってからカッターで切り外すようにします。種が取れたら、実生を行う事が出来ます。種は取り蒔きが原則です。用度は細かい砂を用い、常に湿潤な状態を保ちます。遮光は強めにします。発芽した後、直径0.5cmを越えるまでは乾かしません。植え替えは頻繁に行って構いません。
Fグループ別管理:以上は柱状・球形サボテンの管理法ですが、これでは対処できない他の形状のものは少々方法が異なります。
木の葉サボテンは通常の観葉植物と同様の管理を行います。冬季も乾かさず、のびのび育てます。直射日光には強いのですが、寒さには非常に弱いです。
ウチワサボテンは扇状のものは、鉢植えで常に新シュートを切り戻して小さく作るか、地植えにして育てます。円筒状のものは地植えのみが長期栽培が可能です。球形種は鉢植えで充分です。
森林性ハシラサボテンは寒さに弱く、絶対乾燥にも耐えられません。
葦サボテン・葉状種も過ぎた乾燥はマイナスです。
G入手した種のより詳しい管理法は、私のデータ集に載せてあります。
こちらまで。
このカウンターは09/25/'98に設置しました。このカウンターについての詳細は
こちら。
