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縦取りの黒の3手目c4は、猫やら羊やら、はたまたばる猫やら、 様々な変化を持つうさんくさい手である。その黒c4に、白b3!と返す この変化をラバーズ・リープと呼ぶ。 ラバーズ・リープ(Lover's Leap)は本来バックギャモン用語で、 65によりバックマンを相手のインナー(エースポイント)から自分の ミッドポイントまで跳躍させる手を言うが、それはこの進行においても 同様。この変化はまだマイナーなので、相手の研究定石を飛び跳ね、 自分のお得意ゾーンに、一気に持ち込むことが可能かもしれない。 慣例か、「Lover's Leap」はバックギャモン邦訳では「天使の跳躍」と 訳されることが多い。言われてみれば白b3、天使のように軽やかな 手に見えてきませんか?(゚ー゚) |