Kenny`s ウェ・マガジン 2004年4月  By ケン吉岡


今日は。もう日本はそろそろ春かね。今月はジェイ・クラーク&ザ・ジョーンズのCDリリースの特集です。


ジェイ・クラーク&ザ・ジョーンズのニューCD
"ホーム・ファイヤーズ・バーニング"、リリース!



*ボクが参加しているカナダ・トロントのロック・バンド、ジェイ・クラーク&ザ・ジョーンズは、3枚目のCD「ホーム・ファイヤーズ・バーニング」を3月20日(土)にリリースし、同時にTrinity St.Paul Centreにてコンサートを行った。開場は教会の中にあるホールでトロント出身のカウボーイ・ジャンキースも以前ここで演奏していたらしい。ステージにはアルバム・カバーに使われた暖炉がオブジェとして持ち込まれしかもバックには巨大なオルガンのパイプがどっしり構えていてなんともいい雰囲気だ。2階席にも観客が入れる。場内は禁煙、アルコール持ち込み禁止ということで普段とは違って子供からお年寄りまで(?)落ち着いて演奏を楽しんでもらえるようなショーになった。

アルバムから全曲、そしてアンコールにセカンドCDからの曲など3曲をプレイする。演奏はと言うと思いのほかバンドのメンバーみんなリラックスしていてベストの力が出せたのではないか。ハーモニカ・ソロも随所に見せ場があったと思う。音響も照明もスタッフの人たちのおかげで素晴らしいものになったしね。ショー・タイムの間、ステージの上は別世界だ。グルーブに身をまかせる。ロックンロール!拍手喝采。ハッキリ言ってこの瞬間のために生きている。掛け値なしってヤツだ。

上の写真は右からイアン、ケン、ジェイ、ハイロ。俺の後ろにある暖炉からドライ・アイスのスモークが出るはずだったのだが失敗に終わる。この一点だけが悔やまれる!ステージ後方に見えるのはパイプ・オルガンの一部。

その後クラブMitzy`s Sisterに移動してパーティ。教会からクラブへのバス送迎まであったからお客さんを連れてきてクラブは満員だった。クラブから生ガキがサーヴィスで出され客はパクついている。そして頃合を見計らってもう1セット演り盛り上がる。酒が次々に差し入れされ一晩の致死量に達しそう。最近控えめだったからもうヤバい。けっこう酔っ払い帰りのバスでは居眠りして乗り越してしまう。いつものことだが。バスの中で俺の前に座っていた人が今日来てたようでCDも買ってくれていた。何か会話をしたのだがよく覚えていない。コンサートはよかったよと言ってたかも。酔っ払ってると余韻に浸るどころじゃないな。

サポートしてくれた皆さんありがとうございました。

ジェイ・クラーク&ザ・ジョーンズは今月16日キングストン、17日オタワにロードに出るので現地に住む人ぜひチェック・アウトして下さい。それからCD買ってね!



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