Kenny`s ウェブ・マガジン 2004年5月 By ケン吉岡
今日は。やっとトロントも暖かくなってきました。それでも夜はまだ冷え込むけどね。最近からだの調子がよくなってきたぞイ。健康ってのはありがたいことだ。
kenny`s news
*トロントのアコースティック・ブルースギター奏者ボー・ベイジアックと録音したデモCDを4/6(火)のMitzy`s Sister でのライヴをもって正式にリリースした。マンドリン、フィドル奏者のジェイミー・スナイダーも加わりCDに収録されているロバート・ジョンソン、ビッグ・ビル・ブルーンジー、レッドベリー、ブラインド・ボーイ・フラーなどの曲を3セット。そう言えばクラプトンもロバート・ジョンソンのカヴァー・アルバムを出したとか。俺らがやってることに興味をもつ人が増えればいいのだが、、。
*俺たちジェイ・クラーク&ザ・ジョーンズは、4/15(木)トロントの老舗クラブHorseshoeでブルース・スプリングスティーン・トリビュート・ショーに出演、"The River"(ハーモニカのイントロで始まる、俺にとっては懐かしい思い入れのある曲だ。詳しくはMy Favoritesのページを見てね。)、"Atlantic City" の2曲をプレイした。俺は他にもミッシェル・ラムボールや司会者のボーグのバンドにも参加する。なんといってもその夜の主役はトロント地元のロン・セックススミスで"I Wanna Marry You"などを歌っていた。シンガー・ソングライターとして日本でもよく知られている彼なのだが、歌い手としても素晴らしく今日の出演者のなかでピカ1の声を披露してくれた。話す機会はなかったのだが俺がハーモニカ吹いていたところは見てたようなので今度あったらバンドに入れてもらえるようにたのんでみよっと!
*翌日4/16の金曜日はマイク・オグラディ・バンドのアコースティック・ギグの予定だったのだが、、、。この時期トロントはアイス・ホッケー一色のそまる。トロント・メイプルリーフスがNHLのプレーオフに進みライバルのオタワ・セネタースと連日死闘を演じている。でもってリーダーのマイクがホッケーを見に行ってしまったので、今日はグリンディッグというバンドでも活躍しているギター/ボーカルのデレク・ダウナムを中心にフィドルのジェイムス・マッカイと僕ケン吉岡3人で3セットをこなした。
*次の日4/17(土)はジェイ・クラーク&ザ・ジョーンズとオタワにロード。日本から遊びに来ている友人村田博文くんもバンドと一緒に同行した。クラブDominionにてパンク・バンド、ザ・チキンズとジョイント・コンサートを行う。ザ・チキンズは同じくトロントのバンドでダウンタウンの西地区パークデールに住むジェイたちの隣人でもある。彼等のセットに俺は一曲飛び入りする。キャラクター・グッズ売りに精を出す村田くんメ。
*で、翌週オタワのローカルFM局CKCUのアルバム・チャートにうちのニューCD「ホーム・ファイヤーズ・バーニング」が第一位にランクされたのだった!ちなみにザ・チキンズは第6位。その週トロントの情報誌NOWの表紙をかざっていたサラ・ハーマーは第15位だった。
*それから最近ときどきクラシック・ロック/ブルース・バンドのジェフG&ザ・フォー・ヘッズに参加しているのだが、彼等と5/1(土)の午後オンタリオ州議事堂前(通称クイーンズ・パーク)で某イヴェントで演奏する。昨年は一万人集まったっていうからかなり大きな規模になりそうだ。何のイヴェントかは大きな声じゃいえないけどある植物に関するラリーなのです。
ここのところアルバート・キングにはまっているのだ。やはりギター・ソロの部分をよく聴いているのだが、注意して聴けば聴く程カッコいいところを発見するような感じがする。フレーズの譜割りなんかとても参考になる。ハーモニカであの感じをやってみようと思っている次第。スロー・ブルースで3連のアタマ、2拍目、3拍目の、それから一小節のうちのどこからでも自由自在に突っ込んでいくところとかアクセントのつける位置もいろいろあってフレーズの表情豊かなところとかアイディアを頂戴することにしよう。音をグイーンとベンドするのなんかもハープの3穴の吸音でなら似たようにやれるんじゃないかな。それからバック・バンドがMG`sっていうところも他のブルースバンドとちがって面白い。
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