☆テレビニュース☆

 

朝日テレビ

 

政治

再生に試練 社民党は「司直の手に委ねる」 2003/11/20(12:14)

   辻元清美被告(43)と五島昌子被告(66)が罪を認めたことを受けて、社民党の中西副党首は「ご本人が認め、これから後の事態は司直の手に任せる以外にないわけですから、党がこれにつ  いて、とやかく内容に触れることはできない」と述べ、今後の裁判の行方を見守る考えを強調し  ました。 社民党は、党の再生を掲げて福島党首が就任したばかりですが、当面、この詐欺事件  の後遺症  に悩まされることになりそうです。

 

   経済

 重さ10グラム未満 手のひらサイズのヘリが登場 2003/11/19(19:15)

   手のひらサイズのヘリコプターがお目見えしました。
  19日から開催された国際ロボット展で、ひときわ目を引いたのは、セイコーエプソンの「マイ  クロ・フライング・ロボット」。機体についた2枚のプロペラの直径はおよそ13センチほどで、  これまでのラジコンヘリコプターなどに比べ、格段に小さくなっています。このヘリコプターの  総重量は8.9グラムで、ボールペンとほとんど変わらない重さです。
  これだけ軽いヘリコプターが実現したのは、超音波モーターが開発されたためです。1秒間に  30万回振動し、その結果、プロペラの回転で空を飛べます。今後、機体にカメラを搭載して、災  害地など人の入れない狭い場所などでも撮影できると期待されます。
  今回のロボット展では、このヘリコプターのほか、産業用のロボット、見た目やしぐさが人間  そっくりのロボットなどが展示されています。

 

 

社会

辻元清美元議員初公判 全面的に罪を認める 2003/11/20(12:03)

   秘書給与を国からだまし取ったとして、詐欺罪に問われた元衆議院議員の辻元清美被告(43)  らの初公判が行われ、辻元被告は罪を全面的に認めました。

  辻元被告は裁判長を真っすぐに見据えたまま、「間違いありません」と起訴事実を認め、謝罪  しました。辻元被告は待ち構える多くの報道陣にもおくせず、何か吹っ切れたかのような表情で  裁判所に現れ、法廷に入ると、裁判官と傍聴席にそれぞれ一礼しました。
  辻元被告と土井たか子議員の政策秘書だった五島こと渡辺昌子被告(66)は、1996年からの2  年間で、勤務実態のない2人の女性を政策秘書に登録し、国からの秘書給与1870万円あまりをだ  まし取った罪に問われています。辻元被告は「間違いありません」と起訴事実を認め、「国会議  員として精一杯の仕事をしてきましたが、国民の信頼を裏切ってしまいました」と反省の言葉を  述べました。検察側は「辻元被告が不正行為に躊躇(ちゅうちょ)を覚えたものの、資金を獲得  したい一心から犯行に手を染めていった」と指摘しました。
  2人とも起訴事実を全面的に認めたことで、公判は年内にも結審し、判決は来年の春になる見  通しです。

 

 

国際

バグダッドで発生の発砲 日本大使館を狙った可能性 2003/11/19(11:25)

 イラクのバグダッドで18日に起きた日本大使館前の発砲事件は、大使館を狙った可能性が高くな  りました。

 バグダッドの日本大使館は、先週から入り口付近に防護壁を築き、一般の車や人の通行を規制  しています。発砲事件は、この壁の手前で起きました。犯人は複数で、大使館のイラク人警備員  と10分近く撃ち合った末、車で逃走しました。大使館側に被害はありませんでしたが、その後の  目撃者情報から、大使館を狙った発砲とみられています。
 一方、自衛隊のイラク派遣に備えた専門調査団が18日午後、派遣予定地のサマワに到着しまし  た。調査団はサマワ郊外のオランダ軍キャンプに滞在し、自衛隊の活動に必要な情報を集めます  。特に、治安の状況について、独自に調査する方針です。