政治 

再生に試練 社民党は「司直の手に委ねる」           

更新: 2003/11/20(12:14)

 辻元清美被告(43)と五島昌子被告(66)が罪を認めたことを受けて、社民党の中西副党首は「ご本人が認め、これから後の事態は司直の手に任せる以外にないわけですから、党がこれについて、とやかく内容に触れることはできない」と述べ、今後の裁判の行方を見守る考えを強調しました。社民党は、党の再生を掲げて福島党首が就任したばかりですが、当面、この詐欺事件の後遺症に悩まされることになりそうです。

 

 経済 

ボージョレ・ヌーボー解禁 100年に一度の出来           

更新: 2003/11/20(08:42)

今年もこの季節がやってきました。フランスのワイン、ボージョレ・ヌーボーが、世界で一番早く、20日午前0時に日本で解禁となりました。今年のボージョレ・ヌーボーは、夏の猛暑がプラスに作用し、100年に一度の出来栄えだとの評価も出ています。値段は1本2000円前後。前評判の高さから、過去最高だった去年の58万ケースより多い、60万ケースが輸入される見込みだということです。

 

 社会 

京大病院で医療ミス 大動脈傷つけ63歳女性死亡          

更新: 2003/11/20(15:36)

京都大学附属病院で、医師が肺がんの手術中に誤って大動脈を傷つけ、63歳の女性患者が死亡していたことが分かりました。

 この女性は京都府に住む63歳の女性で、今月12日から肺腫ようの治療のため、京大病院に入院していました。京大病院によりますと、18日午前から始まった腫ようの摘出手術中に大動脈から出血し、処置を施しましたが、19日夜に出血多量で死亡したということです。女性の大動脈には直径1センチほどの穴が開いていて、病院では、電気メスで別の部位を切る際に誤って大動脈を傷つけた可能性が高いとみています。
 病院は家族に謝罪するとともに、医療事故調査委員会を早急に設置し、原因を調べることにしています。

 

 国際 

比に旧日本兵が生存か 政府の調査団も現地へ
更新: 2003/11/20(11:59)
 

フィリピンに、旧日本兵と思われる男性が暮らしていたことが分かりました。男性は7年前に死亡していますが、近くの山中に別の旧日本兵が生存している可能性が出てきました。この情報を受けて、厚生労働省は遺骨調査団に合わせ、旧日本兵の情報収集をする職員を現地に派遣しました。同行している旧日本兵の男性は「自分が生きているのだから、生存者がいてもおかしくない」と話しています。