OFF SEASON SOX NEWS 1999
OFF SEASON SOX NEWS
Off Season, Spring Camp, Pre Season Games Summary(4/4/99)
ALDS で Cleveland に負けた瞬間 Off Season が始まった。課題は Mo の再契約、No.2 Starterの獲得、下位打線の強化だった。Mo の再契約については明らかに Front 側が望んでいないことが分かっていたので、Roger Clemens の時と同じように FA で逃げられると思っていた。事態は2転3転し再契約するかと思われたが、最後の最後で決裂した。多くの Red Sox Fan は落胆したが、僕にとっては予想どおりで逆に再契約寸前までいったのが意外だった。決裂した次の日、FA の 2B Jose Offerman と4 年$ 26 Mで契約した。このことで分かるように、Front は欲しい選手がいる場合には喜んですぐにでも契約できる条件を出してくるのだ。Mo と本当に契約したければ 1998 年のSeason が始まる前に再契約は終わっていたはずだ。
Mo とは契約をしないと決まってから Offerman と契約したものの焦点は Mo に代わる強打者の獲得に移っていった。Belle、B. Wiiliams のどちらかと契約するのではないかとの憶測が流れており、実際GMは獲得に動いていた。初めに A. Belle との交渉を煮詰めようとしたもののうまくいかず、今度は B. Williams との交渉に入った。CF D.Lewis と3年契約したばかりなのになりふりかまわずの CF B. Williams 獲得交渉だった。GM と監督が自ら乗り出してきて交渉し、基本的には合意して後は Incentives について煮詰めるだけだったらしい。GM はB. Williams をもう手に入れたと思った時、NYY から横槍が入り急転直下 Yankees と契約してしまった。
この時点で残っているのは 1B R. Palmeiro と 1B W. Clark だった。交渉するそぶりはあったものの実質的には見送った形だった。やはり年齢などを考慮したのだと思う。パニック状態で急いで 1B R. Palmeiro や 1B W. Clark と契約することはしなかった。僕は賢明だったと思う。1B Stanley との契約があと一年残っているし、1B Jefferson もいる。既存の戦力で戦えるのではないかと思う。Seattle 1B John Jaha との Trade の噂がでたが立ち消えとなった。また SD OF G.Vaughn との Trade の噂がでたが Reds に移籍したことで消滅した。
最終的にとりあえず Spring Camp Invitee として 1B/DH Bob Hamelin と契約した。これは保険だった。そして下位打線の強化は全くされなかった。D. Bragg と契約しなかったことで T. Nioxn が RF になることが予想できた。
Pedro に次ぐ No.2 との契約は難航を極めた。RHP K. Brown, LHP R. Johnson, RHP Stottlemyre 級の選手は高くて手が出せない。そこで GM おきにいりの KC RHP Appier の獲得が噂されていた。しかし KC が RHP D. Lowe を指名してきていることから結局開幕まで何も起こらなかった。彼の手術した肩も心配だったのだろう。そのかわり FA で RHP Mike Portugal, RHP Pat Rapp をとってきた。どちらも昨年 10 勝していることから Rotation の 5 人が確定した。この時点では No.2 Statrter となれる人をとってくるという使命は完了されていなかった。Rotation には LHP が一人もいなくなった。LHP P. Shoureck, LHP B. Henry と再契約しなかったのは以外だった。しかし、ケガでリハビリ中の Pedro の兄 Ramon Martinez との交渉が進み、最終的に契約までこぎつけた、20 勝もしたことのある元 No.1 Statrter で充分 Pedro に次ぐ No.2 になれる。6 月までまたないといけないことが問題だが Play Off に向けて大きな補強となった。
LHP Swindell と再契約ができなかたことで貴重な LHP Setupper が必要となった、Mahay がそれほど信用できる程の結果を残していないからだ。これに関しては FA で Guthrie を獲得し問題は解決した。
Camp に入る時点で一番の焦点は 2B にはだれがなるかということだった。復帰してきた Frye, 若手の Sadler, Lou Merloni に加えて Offerman の加入。GM は Offerman でいきたいと思っているが、監督は Frye は2Bを失っていないとコメントしていた。 Frye が Exhibition Game が始まる前にケガをして出遅れたためにOfferman が 2B として出場することになった。Offerman は Camp から一度も 1B の練習をしていなかった。これは Williams 監督の方針で、いけるところまで競争をさせて決めようとしていた様だ。Frye が復帰するまで 2B/DH で出場してきた Offerman だったが Frye 復帰後最終的に1B/DH として落ちつくことになった。Lou、Sadler も当たっていただけに Frye が打てなければ 2B を失うことにもなりかねない状態だったが、10 試合に出場して .429, 2HR, 9 RBI 打って文句なく 2B を守りきった。さすが Frye だ。
Starters は1)Pedro、2)Saberhagen、3)Wakefield、4)Portugal、5)Rapp が順調に仕上がった。Portugal が肘に打球を受けたのが少し心配ではある。
Setup は Corsi, Lowe, Guthrie, Gordon の確定組と最後の2枠は RHP Kipp Gross, LHP Cormier に決まった。RHP Wasdin が落ちたのは以外だった。
C は Varitek と Hatteberg。Varitek が Wakefield 専用 C となった。
INF は 11B/DH Mike Stanley, DH/1B Jose Offerman, 2B Jeff Frye, SS Nomar Garciaparra, 3B John Valentin, 1B/DH/OF Brian Daubach, 3B/2B/SS Donnie Sadler, UT Lou Merloni。この春一番の驚きは Brian Daubachだった。Florida の AAA で .316, 35 HR, 124 RBI 打っていたものの Prospects が多すぎて FA になっていた。Boston と契約し Inviteeとして参加で、.333, 4 HR, 12 RBI とよく打ち最終的に Roster に残った。彼はOFも守れるので頼もしい。左打ちというのも Cummings(解雇) が抜けた今では代打での出場は多くなると思う。
OF は LF Troy O'Leary, CF/RF Darren Lewis, RF Trot Nixon, CF Damon Buford となった。 Nixon の打率はあまり高くなかったもの vs RHP の RF は死守した形となった。
今年の Rotation は
1)Pedro
2)Saberhagen
3)Wakefield
4)Portugal
5)Rapp
で開幕を迎える。
Lineup は
vs RHP
1)DH Offerman
2)CF Lewis
3)3B Valentin
4)SS Garciaparra
5)LF O'Leary*
6)1B Stanley*
7)C Hatteberg
8)2B Frye#
9)RF Nixon#
注)*、#は試合によって入れ替わる可能性あり。
vs LHP
1)DH Offerman
2)RF Lewis
3)3B Valentin
4)SS Garciaparra
5)1B Stanley*
6)LF O'Leary*
7)CF Buford
8)C Varitek
9)2B Frye
注)*は試合によって入れ替わる可能性あり。
になる。
Pitching、Defense、Speed を重視したBaseball で AL でも勝てることを証明して欲しい。Mo がいなくても勝てると思う。
この春は18 勝 10敗。昨年春は 20 勝 8 敗だった。他の Team と比べていつも5人程多く選手を使ってきてこの結果だ。昨年同様強い Team ができあがっているはず。
4 月は弱い相手との対戦が多い。ここで一気に波に乗りたい。もし勝てなければ GM の首が夏までに飛ぶとことになるだろう。Ramon が復帰する 6 月まで頑張れば Wild Card は狙える。AL East の Title は考えないでいきたい。勝負は 10 月 ALCS NYY-BOS で決めよう。
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