フロインドリーブ新本店オープン旧神戸ユニオン教会の再生。 |
W.M.ヴォーリーズ設計の、旧神戸ユニオン教会が、このほどフロインドリーブ(老舗のドイツパン店)の新本店として生まれ変わりました。 ユニオン教会は外国人向けの教会で、現在は長峰台の新しい建物に移っています。旧建物はしばらく無人状態で、取壊しを心配していたのですが、このほど新しい用途で再生しました。 実はフロインドリーブ夫妻は以前からユニオン教会の信徒さんだったそうで、この建物には思い入れがあったとのこと。その意味では良い買い手に買っていただいたものと思います。 |
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入口付近です。よく見ると対称を崩している部分があったりと自由に作られていて、しかも美しい、よく出来た建物です。 | |
内部です。教会であったことがよくお分かりでしょう。中央奥が祭壇であったわけです。 | |
実はこの教会は、もともと旧居留地に建てられていたものが、現在の場所に移築されたものです。旧居留地時代にはこのように、もっと凝った小屋組であったそうです。 写真…ヴォーリーズ作品集(1937刊)より |
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窓の建具はそのまま残すなど、なるべく旧状を留めようとしている意図が窺えます。 すでに登録文化財の指定も受けているそうです。 |
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オープンの前日、関係者や近隣の方をあつめて、完成披露ティー・パーティが行われました。 我々も「近隣」の一人として、参加させていただきました。 |
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こちらがフロインドリーブさん、かな?。 貫禄がありますね。 |
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別の日、昼食としてサンドイッチを食べにやってきました。 座席に着くと、まず水とクッキーが出てきます。 |
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サンドイッチが10種ほどから選べます。 これはペッパー・ハムのサンドイッチです。写真ではお分かりにならないと思いますが、巨大です。 「ビッグマック」が二つ並んでいると思っていただいてよいくらいです。 付け合せのポテトサラダ、ピクルス、ポンパニッケルという黒パンとチェダーチーズのサンドイッチも、美味しいです。 |
最終更新日00/11/09