私は料理を作るのが好きなので、日頃から料理の本をよく読んでいます。ところが、アメリカの料理の本で困ることが一つあります。それは料理の本が英語で書かれていることではなくて、掲載されている写真がとても少ないことです。日本の料理の本なら、出来上がりの写真だけでなく、作っている途中の写真もたくさん載っていますが、アメリカの料理の本では、作っている途中の写真が載っていないのはもちろんのこと、本で紹介されている全ての料理の完成写真が載っていることもほとんどありません。完成写真は数ページおきで、半分以上の料理が材料と作り方を文章で紹介して終わり、という料理の本がたくさんあります。中には写真が一切載っていない料理の本もけっこうあります。
私は作る料理をルックスで選ぶので、写真が載っていない料理は作ろういう気になりません。そのため、本屋で気に入った料理の本を選ぶのは結構時間が掛かります。料理の本を通信販売で買うなんて、私には考えられせん。
同じことはインターネット上のwebサイトにも言えます。料理を扱った日本のサイトでは、必ずといっていいほど各料理に最低一枚は写真が掲載されています。ところが、英語のサイトでは写真が掲載されている方がめずらしいという状態です。
そう言えば、アメリカのレストランでもメニューに料理の写真が載っているなんてことは、めったにありません。どの料理も言葉で紹介しているだけです。そのため、出てきた料理が予想と違ってビックリすることがたまにあります。
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