Stealing Lillian




ついに手に入れました。(あんまり嬉しかったので思わずカバーをスキャンしました)

この小説は「リリアンと悪党ども」というタイトルで角川書店から邦訳版が出版されていました。(角川文庫で最近復刻したようです) 誘拐をテーマにしたサスペンス小説ですが、強烈な個性を持った魅力的な登場人物と、面白いけれども心にジーンとくるストーリーで本当に楽しめました。また、この小説の中のアメリカン・フットボールの場面は、私が今までに読んだ小説の中で一番笑った場面です。なにしろ読みながら脳味噌に鳥肌が立つのを実感したくらいです。

ただし私には一つ疑問がありました。それは、「「リリアンと悪党ども」の面白さは翻訳家の上田公子さんの腕によるものではないだろうか?」というものです。それを確かめるためには原書を読む必要がありますが。「Stealing Lillian」は1975年に出版され、すでに絶版となっていたため、入手するのは諦めていました。

ところが、例のamazon.comでは絶版となった本を探すサービスも行っていて、今回はそれを利用しました。捜索を依頼してから1ヶ月以上が経ちましたが、amazon.comはついに見つけてくれました。しかも本の状態がとても良く、カバーが少し痛んでいるくらいでした。

今読んでいる小説が片づいたら読もうと思います。


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