クリスマス・パーティー
今日は昼の2時から会社でクリスマス・パーティーが開かれました。日曜日の昼間に会社に集まってパーティーとやるというのもアメリカの会社ならではだと思います。
パーティーが昼の2時から始まるというのは、各社員が家族同伴で参加出来るようにするためです。で、集まった連中を見ていて一番驚いたのは子供の数です。アメリカの人口は日本の約2倍ですが、子供の数は約3倍です。出生率が日本より高いのと、平均寿命が日本より短いのがその要因だと思います。ショッピングモールに買い物に出かけても、日本に比べやたらに子供の数が多いことに驚きます。今日のパーティーもそれと同じで、参加者の約4割は子供達でした。それもそのはずで、ほとんどの家庭が2人以上子供を持っていますし、4人の子供がいる家庭も結構ありました。(「もうすぐ5人目が生まれるんだよ」と嬉しそうに話す同僚もいました)
正直に言うと、私は日本にいた時にそれほど子供が好きではありませんでした。出来れば他人の子供にはあまり関わりたくないと思っていました。しかし、アメリカに来てからはすっかり子供の相手をするのが好きになってしまいました。その理由を自分なりに考えると、やはりアメリカの子供達は本当に天使のように可愛いからだと思います。別に日本の子供達が可愛くないというつもりは無いのですが、アメリカ人の子供の方が表情が豊かで、見ていて飽きません。
私の同僚達は30代が主流なので、今日集まった子供達もほとんどが6才以下で、パーティー会場はまさに保育園状態でした。日本でこういう状態の中にいたら、間違いなく居心地の悪い思いをしたと思うのですが、ここではそういうことはありません。それは大人の子供に対する接し方が違うからではないかと思います。誰も自分の子供と他人の子供を区別するような態度はとりません。「子供は社会の宝」という感じで、大人達みんなが子供達みんなを愛しているという気がします。よって、パーティーの会場にいても、子供達に対する大人達の大らかな愛情が満ちあふれていて、とても居心地がいい思いをしました。
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