まずインストラクターとして登場した人が、元ネイビー・シールズの隊員だったそうで、それを聞いてみんなちょっとビビリました。なにしろネイビー・シールズというのは有名な海軍の特殊部隊のことだからです。なにもこんな人を呼ばなくてもと皆思いました。そのインストラクターの人は、歳は取っていましたが、さすがに姿勢がビシッとしていて、とても格好のいい人でした。
訓練には、命綱を付けて道路の電線くらいの高さのケーブルを綱渡りするというのもありましたが、凄いなと思ったのは訓練に男女の区別が無かったことです。男女平等が浸透している社会で働いているだけあって、女性達も皆当然のように男性と同じ訓練をこなしていました。
一人のケガ人も無しに無事訓練は終了しましたが、「今日の訓練で30ポンド(約14キロ)体重が減った」とジョークを飛ばしている人もいました。
訓練の途中、その模様をビデオカメラで撮影していた人がいたので、私は思わずカメラに近付き、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の真似をやったら、これは結構ウケました。