2年近く前のことになりますが、オフィスで残業をしていたらビルの外で光が点滅しているのに気づきました。何だろうと思って窓に近づき、外の様子を見てビックリしました。道路にはパトカーがずらっと5台並んでいて、その周りにはショットガンを構えた警官達が立っていました。道路の周りには他の建物はないので、警官達がこのビルを監視しているのは一目瞭然でした。間違って撃たれたら大変なので、急いで窓から離れ、他に残業している社員を捜しに行きました。
幸い残業中の人が他に二人見つかったので、彼らにも窓の外を確認させました。窓の外の様子を見て、彼らもすぐに真っ青になり、どうしたらいいか三人で相談しました。不用意に外に出れば撃たれる危険性があるので、地元の警察署に電話することにしました。警察署の人に事情を説明し、このビルには強盗が侵入したわけではないことを了解してもらい、外にいたパトカーに引き上げてもらうことが出来ました。
この時、もし残業をしていたのが私一人だけだったら、やっかいな事になっていただろうなと思います。