今日そのレストランへ昼食を食べに行ったら、「サミーはお茶の味が判るみたいだから、ちょっとこのウーロン茶を飲んでみて」と普段お客に出すウーロン茶とは違うものを運んできました。お茶を見てビックリしました。色が黄緑色だったのです。ウーロン茶と言えば茶色しか思い付かない私は、「本当にこれはウーロン茶ですか?」と聞いたら、「これが本当のウーロン茶なんだよ」と教えてくれました。飲んでみると、やっぱりいつも飲んでいるウーロン茶よりは、緑茶に近い味でした。味にはしっかりとした深みがあり、とてもいい美味しいお茶だと思いました。そう彼に伝えると、「でしょう」と彼は嬉しそうに答えました。実はこのウーロン茶は、彼の出身地である台湾の友人を通じて入手した高級品で、100g当たり5000円くらいするそうです。私の母もお茶が好きなので、私も実家で高級な緑茶を飲む機会がよくありましたが、それでも100g5000円クラスのお茶といえば私がこれまでに飲んだものの中でも最高の部類に入ります。
「こんなに美味しいお茶をいつも飲んでいらっしゃるんですか?」と訊ねると、「忙しくて旅行に行ったりする時間は無いから、お茶だけは贅沢させてもらってる」と、やはり私の母と同じような事を言っていました。