空港にて


昨日は人を迎えにアトランタ国際空港に行って来ました。ここはターミナル・ビルの大きさが世界一と言われる大空港です。ただしアトランタ・オリンピックを期に空港とその周辺の大改修を行ったので、非常にアクセスのしやすい空港です。

昨日は日本からの便を待っていたのですが、丁度他の国からの直行便も同じ時間に到着したため、国際ゲートの出迎え場所は、世界中の国から人が集まったような賑やかさでした。
面白いと思ったのは、それぞれの出迎え方です。
ほとんどの国の人は身内の人が出てくると、その場で抱き合ったりキスしたりと、感情の表現が非常にストレートですが、それでも民族の違いによる差がかなりあるように思いました。
まず、私の好きなラテン系の人達ですが、隣にいた女性は待っている間にだんだんテンションが上がって行き、イライラが募っていくのが判りました。通りがかる乗客を捕まえては乗っていた便の番号を聞いて、自分の待っている便と同じかどうか確認していました。また、出迎えの人用のフェンスを無視してしまうのもこの人達で、まさに感情で行動するといった感じです。(私は好きですが)
ドイツ系の人はなぜかスマートな人たちが多く、出迎え方もそれほど大騒ぎせず、わりと静かに抱き合ったりキスしたりで、非常にシックな感じでした。
地中海系(?)の人達は、家族総出で出迎えといった感じで、家族や親類の絆の深さを実感させてくれます。
いつも思うことですが、やはり品という点では、インド系の人たちが一番いい気がします。

それから一ついいなと思ったのは、各ターミナルを結ぶシャトルに乗っていた時に、泣いている赤ちゃんがいたのですが、新しい乗客が乗ってくると皆その赤ちゃんを避けるのではなく、赤ちゃんの近くに立って、そのお母さんに色々と話しかけていました。そのせいもあって、そのお母さんもリラックスしながら、赤ちゃんをあやしていました。


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