ユーゴスラビア空爆
やはり空爆が始まりました。始まるのは時間の問題だと言われていましたが、いざ始まってみるとやはり大変なことになったなと思います。
一番驚いたのが、空爆の対象がコソボ地区だけではなくて、ベオグラード周辺に対しても行われたことです。いくら命中精度の高いミサイルとはいえ、もし間違えばベオグラードの人口密集地で爆発する可能性があるわけで、非常に危険です。CNNのウェッブ・ページではNovi Sadで爆発があったと写真記事が掲載されていましたが、Novi Sadはクロアチアの国境から30kmくらいしか離れていないので、非常に気になっています。
今日は午後8時に、クリントン大統領が演説を行い、今回の空爆について国民に説明していました。約15分くらいの演説でしたが、こういう話題ではさすがに自信満々でした。
ユーゴスラビア国内では、今回爆撃を受けたことで「これはNATOとの戦争だ」と怒り狂っているようです。確かにユーゴスラビアの立場からするとそういう態度になるのは無理もありません。
コソボ紛争に関しては今後どう進展あるいは解決していくのか予測が困難なので、非常に不気味です。
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