アメリカは子供が多い


休日にショッピング・モールに行ったりすると、子供がとても多いことに気が付きます。また家族ぐるみで集まるパーティなどでも、そこらじゅうで子供達が駆け回っています。もしかしたら、アメリカでは子供の絶対数が多いのではないかと思い、統計を調べてみたところ次のような結果になりました。

     人口 
人口に占める14歳
以下の子供の割合 
14歳以下の子供の数 
日本  約1億3000万人    15.0%    1868万人 
アメリカ  約2億7000万人    21.5%     5855万人 


これらのデータから、アメリカの人口は日本の約2倍なのに、子供は約3倍もいることが判ります。

その理由は色々あると思います。単純に考えても、アメリカ人の平均寿命は日本人よりも短いので、必然的に人口に占める子供の割合が増えると思います。また、単位人口当たりの出生率もアメリカの方がずっと高くなっています。日本では少子化が問題となっていますが、アメリカではこの大勢いる子供達をどう教育するかが問題になっています。

確かに日本は子供の数が少ないのですが、子供を産む産まないは各夫婦の自由なので、別に日本の政府がコントロール出来るものではありません。そこで、もし少子化によって将来労働者の数が減ることが問題になるのなら、私の考えとしてはどんどん海外から移民を受け入れるべきだと思います。日本人各個人や国としての競争力を高めるという意味でも、海外から色んな能力を持った人達をどんどん受け入れ、お互いのいい所を学びながら競い合うというのは、結構面白いアイディアではないかと思います。外国人が増えると犯罪が増えると考える人がいるかも知れませんが、日本人が外国の人達に比べてそんなにマナーがいいとは思えないので、その点は心配いらないと思います。でも、日本が移民をもっと受け入れる方針を打ち出したとしても、本当に優秀な人達はやっぱりアメリカを目指すかもしれません。


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