フランス人


フランスのニースから来た人と食事をする機会があり、色々と面白い話を聞くことが出来ました。

フランスの南東部に位置するニースは、西に約25キロ行くと映画祭で有名なカンヌがあり、東はモナコと接しています。イタリアも25キロくらいしか離れていません。イタリアやフランスの文化に興味がある私としては、ニースにもぜひ行ってみたいと思いました。

彼はイタリア語を聞けても話す事が出来ないので、イタリア人と話す時は自分がフランス語を喋って、相手がイタリア語を喋っていると教えてくれました。彼に言わせると、フランス語とイタリア語は良く似ているので、なんとか通じてしまうということでした。私や私の周りのアメリカ人にはフランス語とイタリア語は全然違う言葉のように聞こえ、以前パーティーでアメリカ人がフランス語とイタリア語の喋り方の違いを実演してくれた時に、みんなで大爆笑したことがあります。ただし、フランスもイタリアとの国境が近い地域になると、イタリア人のようなノリの良さでフランス語を喋るのかもしれません。そういえば、クロアチアの西部にはクロアチア語をイタリア人のように話す人達が結構いました。

フランス人から観た、フランス・イギリス・イタリア・ドイツの違いについても語ってくれました。彼によればフランスとイタリアは良く似ていて、一緒に仕事をするのも簡単だが、4つの国の中ではイギリスが一番文化的に異なっているそうです。それでも「僕はイギリスをヨーロッパの一部だとは思わない。イギリスってアメリカの一部みたいだ。」と、彼がとても大胆な事を言った時にはビックリしました。彼に言わせると、ヨーロッパで適用されるルール作りにイギリス人が参加すると、いつもろくな事にならないとのことでした。

ヨーロッパの他の国に住む友人にいわせると、フランス人が話し合いに参加すると、ろくな事にならないと言っていましたが・・・。


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