ミス・サイゴン


今日はアトランタのシビック・センターにミュージカル「ミス・サイゴン」を見に行ってきました。今日が最終日だったせいか会場は満員でした。

「ミス・サイゴン」は数年前に日本でも日本版の公演が話題になり、私も見に行きましたが、ブロードウェイからやって来た今日のステージもとても素晴らしいと思いました。ただし私は「ミス・サイゴン」のストーリー自体はそれほど素晴らしいとは思いません。登場人物達はもっと別の生き方をすべきだったと私は考えます。それでも私は5回ほど泣いてしまいましたが。

アメリカに来てミュージカルを見たのはこれが始めてでしたが、実際のステージ以外にも興味深い点がありました。

まずは服装です。さすが「ここはアメリカ」って感じで、観客の服装は見事にバラバラでした。ドレスと毛皮のコートを着ている人がいれば、普通のジャンパーやジーンズを着ている人もいるという状態で、みなそれぞれ自分の好きな格好をしていました。この状態は普段のパーティと同じです。これがニューヨークあたりだったら違うのかもしれませんが。

次に驚いたのが会場の中の売店です。アルコールの販売が中心で、20種類以上販売されていました。(私はオレンジ・ジュースを買いましたが) また、ポップコーンを売っていなかったところも映画館と大きく異なる点でした。(売店でポップコーンやホットドックを探すようになったらもう一人前です。^^;)

公演が終わった後、出演者がみな舞台に登場して観客からの拍手を受けましたが、これがアトランタでの最終公演だったのにも関わらず、意外と短時間で終わってしまいました。(4分くらいだったと思います)

ちなみに私がこれまでに見た舞台で、公演終了後の拍手喝采が一番長かったのが、ジャン・ポール・ベルモンド主演の「シラノ・ド・ベルジュラック」の公演で、あの時は15分以上も拍手が鳴り止みませんでした。

今日の舞台は午後8時スタートで、終わったのは11時近かったのですが、アトランタのダウンタウンを夜中に自分で運転するのは今日が初めてだったので、帰りは結構緊張しました。


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