スペイン語


アメリカで一番ポピュラーな外国語というと、ドイツ語やフランス語ではなく、スペイン語になります。私が契約しているケーブルTVには、スペイン語専門のチャンネルがありますし、電気製品に付いてくる取り扱い説明書もたいてい英語とスペイン語の両方で書かれています。スーパーのCD売り場ではスペイン語のCDがたくさん置いてあり、アメリカ映画をスペイン語に吹き替えたビデオも売られています。また、近所のファーストフードのレストランに行けば、キッチンの中ではスペイン語が飛び交っています。

普通のアメリカ人でも、スペイン語をある程度知っているので、仕事中に冗談のつもりでスペイン語の会話を始める人達がいます。(私はスペイン語が全然判らないので目が点になりますが) その他に自分の祖先がフランス語圏やドイツ語圏の人達もいるので、そんな人達がフランス語やドイツ語を話し始め、さらに簡単な日本語を知っている人がおかしな日本語を話し始めたりします。日本語を取られた私は、それに対抗するようにクロアチア語を話し始め、職場がいっきに国連の会議室状態になったりします。

仕事が終わった後、帰り際に「アディオス・アミーゴ!」(スペイン語で「さらば友よ!」)と言いながら去っていく女性のボスもいたりします。

私はスペイン語の響きが好きなので、たまにスペイン語専門のチャンネルを見ることがあります。特にバラエティ番組で繰り広げられるラテン系のノリは最高で、言葉は判らなくても十分楽しめます。


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