中学生の時には、国語の時間に作文の課題がよく出されましたが、45分間で原稿用紙1枚分の文章を書き上げることが出来ませんでした。自分の考えを文章に表すのがとにかく苦手だったためです。(今なら5枚くらいは楽勝ですが)
文章を書くことについては一つ面白い話があります。小学生3年生の時に「ピノキオ」の読書感想文を書きなさいという宿題が出たのですが、提出日になっても感想文を書かなかったので、先生に放課後居残りさせられ、感想文を書くまで帰ってはいけないと言われました。その時、私の他にも感想文を書かなかった同級生が5人くらいいましたが、みんな原稿用紙を前に自分の席に座らされ、先生は職員室に引き上げました。当時、私が読書感想文を書かなかったのは、「読書感想文」というのが何か判らなかったからです。それは一緒に居残りさせられた連中も同じで、みんなで「読書感想文って何?」と話し合いました。その結果、「読書感想文っていうのは、本の中で自分が好きな箇所を書き写せばいいんじゃない?」という結論に達し、みんなそれぞれ「ピノキオ」の本を書き写し始めました。真面目な私は、物語の一番初めの所を書き写しました・・・。
今の自分って成長したんだなとつくづく思います。:D