映画鑑賞会と言っても、別に会社で一番大きな部屋を真っ暗にして、映画を上映するわけではなく、本物の映画館を貸し切って、各社員の家族も一緒に映画を観ようというイベントです。売店もちゃんと開いていて、アメリカの映画館には付き物のポップコーンやジュースをみんな買い込んでいました。
映画が始まってから気が付いたのですが、この映画はディズニーの作品でした。ディズニーの作品はたまに大ハズレする時があるので、少し不安も感じましたが、まあデンゼル・ワシントンが主演ならそんなに悪い作品では無いだろうとも思いました。
この映画は、タイタンズという高校のアメリカン・フットボール・チームを題材にした実話で、1971年のまだ人種差別がとても激しかった街が舞台になっています。映画は、タイタンズの選手達が一つのチームの選手として、いかにチームワークの大切さ学びながら、さらに人種の違いも乗り越えていったかがメインに描かれています。
アメリカに来て以来、私はアメリカン・フットボールの熱狂的なファンになったので、とても迫力があるフットボールの練習や試合の模様を観ているだけで嬉しくなってしまいましたが、この映画はそれだけではなく、ドラマの部分がとても良く出来ていて、登場人物達がそれぞれ生き生きとしていました。
デンゼル・ワシントンは、まるでジョディ・フォスターみたいにいつも力の入り過ぎた演技をみせてくれますが、今回はフットボールのコーチという、いくら力が入ってもいい役だったので、しっかりとハマっていました。ただし、この映画ではデンゼル・ワシントンだけでなく、タイタンズの選手達を演じた若い俳優達の演技力にもっと驚きました。
ファミリーを対象に作られたディズニー映画なので、ストーリー自体は単純かも知れませんが、こういう映画を素直に楽しめるというのも、とても大切な事ではないかと思います。
私はこの映画でもしっかりと泣いてしまい、映画が終わった後しばらく席でじっとしていなければなりませんでした。T_T