この街に近づくと、最初に出迎えてくれるのがエアフォース・アカデミー(空軍の学校)です。とてつもなく広い学校で、ハイウェーに沿って約20キロも学校の敷地が続いています。地図を見ると、コロラド・スプリングスの商用空港(つまり普通の空港)の3倍くらいの広さがあります。まあ、この学校では生徒達が飛行機の操縦訓練をするので、敷地が広ければ広いだけ、周りの住民にとって安心感を与えてくれるものだとは思いますが。
地図を見て不思議に思ったのは、商用空港の滑走路は4kmくらいの長さがあるのに、空軍学校の滑走路は1.5kmくらいしかありません。飛行機に乗って上空から空港を見下ろすと、商用空港の滑走路でもとても小さく感じるのに、その半分にも満たない滑走路で生徒は大丈夫なんだろうかと心配になります。私がいる会社には、この学校を卒業した同僚がいるので、旅行から帰って来て彼に聞いたところ、戦闘機や訓練用の飛行機は、機体が軽いために滑走距離が短くて済み、1.5kmでも十分なんだそうです。
「そういえばそうだね、空母の滑走路なんてもっと短いもんね」と彼に言うと、「サミー、それは違う。空母に離着陸するのは空軍じゃなくて、海軍のパイロットだよ」と訂正されました。「えっ? 海軍にもパイロットがいるの?」と私。「・・・・・・」(^^;<--その時の彼の顔)
アハ(^^)、何も知らないサミーでした。