空母イントレピッドは1943年に進水し、1974年に現役を引退しましたが、その後1982年に博物館として生まれ変わりました。それでも船内は出来るだけ現役時代の姿を残すように配慮されています。格納庫や滑走路には沢山の軍用機が並んでいて、私でも知っている飛行機がいくつかありました。私が好きなF−14の本物も見ることが出来ました。
私は空母に乗るのは今回が初めてでしたが、さすがに格納庫や滑走路は広々としているものの、船室や廊下はおどろくほど狭いことに驚きました。とてもアメリカ人が乗る船とは思えないサイズです。館長室ですら、日本の家のお風呂場くらいの広さしかありませんでした。階段なんかは傾斜がとても急で、しかもほとんど梯子のようなシンプルな作りでした。
それにしても軍艦というのは、本当に鉄のかたまりって感じで、乗り心地がとても悪そうです。こんな狭苦しい船に乗って、途中で嵐にあったりしたら、すぐに船酔いしそうです。