シカゴには高層ビルがたくさん立ち並んでいますが、その中でも一際高いのが「John Hancock Center」というビルで、その一番上の階にある「Signature Room at the 95th」というレストランに行って来ました。このレストランはその名が示すとおり95階に位置しています。
95階といえば、サンシャイン60の1.5倍以上もあります。さすがにこれだけ高いビルだとエレベータも超高速で、あっという間に95階に運んでくれました。(さすがに加速と減速は多少過激でしたが・・・)
このレストランの「売り」は、なんといっても95階から見晴らす景色の素晴らしさですが、あいにく私がこのレストランに行ったのは夜だったので、窓の外には夜景しか見えず、しかもシカゴは大きなミシガン湖に面しているので、景色の半分は真っ暗でした。
このレストランは景色の他に料理が美味しいことでも有名らしいのですが、その割には値段がとても良心的で、50ドルあれば前菜からデザートまで十分楽しめます。私はこの日ステーキを注文しましたが、一番驚いたのはその前に出てきたロブスターのスープでした。これが信じられないくらい美味しいスープで、ステーキとデザートはキャンセルしてこのスープだけ飲んでいようかなと思わせる味でした。スープの味でこんなに感激したのはアトランタの「Anthony's」というレストラン以来でした。
メインディッシュのステーキは堅実な味で、十分美味しいと思いました。私は昔からステーキは塩とコショウで味付けするのが一番美味しいと思っていて、自分でステーキを焼く時は塩とコショウだけで味付けしています。ところがアメリカのレストランで出されるステーキは、必ずステーキソースで味付けされているので、最近はその味にもすっかり慣れてしまい、自分でステーキを焼く時にもこれからはステーキソースを使おうかなと考えています。
デザートにはアイスクリームを頼みましたが、これがお皿に山盛りで思わず嬉しくなってしまいました。
またシカゴに行くことがあったら、このレストランに行ってみたいと思います。