クリントン大統領は辞職すべきか?


仕事中に同僚が「サミーも投票してくれ」と言うので、何かと思ったら、「今インターネット上でクリントン大統領が辞職すべきかどうかアメリカ国民のアンケートを取っているので、サミーも投票しない?」ということでした。そりゃ面白いと思ったので、早速同僚のコンピュータに向かい、「No」のボタンをクリックしました。ところが、周りいた連中からタメ息が漏れました。何でも、「No」のボタンを押したのは、会社の中では私が初めてだそうです。
同僚が「サミーはアメリカ人の気持ちが判ってない」というので、私は「こんなつまんない事でいちいち辞職させてどうする。でも、ヒラリー夫人が大統領に何をしても無罪にすべきだと思うけど。」と答えました。

ところが彼らのタメ息にはもう一つ隠れた意味がありました。実はこの投票は一種のジョークで「Yes」のボタンを押そうとすると、マウスの動きに合わせて「Yes」のボタンが逃げ回り、いつまで経っても「Yes」に投票することが出来ないのです。
このソフトウェアは同僚の奥さんが仕事中に電子メールで送ってきたものですが、「このソフトのジョークに気が付かなかったら(つまり「No」を選択していたら)、家に入れてもらえなかったね」と私はその同僚に言いました。

ニュースによれば、アメリカ国民全体の意見としては、「No」を選択する人が多いのですが、私の同僚は皆家庭を大事にする人ばかりなので、迷わず「Yes」のボタンを押したようです。

ただし、同僚に「もし日本の総理大臣が同じ事をしたら辞職するんでしょ?」と聞いかれた時には、「確かに日本だったらすぐ辞職するだろうね」と答えてしまいました。^^;


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