最後のプレゼント


今日は朝からシークレット・サンタのパーティーがありました。今週の月曜日から木曜日まで、毎日「小さなプレゼント」を贈ってきたシークレット・サンタ達が、今日の金曜日には「最後のプレゼント」をクリスマス・ツリーの下に並べました。パーティーはそのクリスマス・ツリーを取り囲む形で行われました。今年は混雑(乱闘?)を避けるため、みんなで一斉にクリスマス・ツリーの下に駆け寄るというのは止めて、2人のパーティー進行係がプレゼントを順番に拾い上げて、それに書かれている宛て名の人にプレゼントを渡すという方法を取りました。

「最後のプレゼント」には、この一週間プレゼントを贈り続けたシークレット・サンタの名前を書くことになっています。素直に包装紙の外に名前を書く人もいれば、私のように包装紙を取り去らないと名前が判らないようにしている人もいます。中には自分の名前を書き忘れるシークレット・サンタもいて、その場合は「誰がこのプレゼントを贈ったの?」と、プレゼントを贈られた人が自分のシークレット・サンタを探すことになります。

月曜日から木曜日まで「小さなプレゼント」を貰いながら、自分のシークレット・サンタが誰か予想するのですが、これが本当に当たりません。私の場合、「小さなプレゼント」を貰えない日があったので、てっきり私のシークレット・サンタはその日に出張していた人達の誰かかと思っていました。ところが私のシークレット・サンタは、今週は毎日一緒に仕事をしていた同じチームの人でした。彼は他の人の出張スケジュールに合わせて私にプレゼントを贈る日を調整したんだそうです。見事な作戦です。

彼が贈ってくれた「最後のプレゼント」は車のワックスでした。その箱には「45秒でワックスが掛けられます」と書かれていましたが、「冬は寒いからワックスを掛ける時間が短くなるように」というのが彼がこのプレゼントを選んだ理由だそうです。

一方、私が贈ったプレゼントは例の車のオモチャでした。「大きいモノが好き」というアメリカ人の嗜好がすっかり私にも乗り移ってしまったので、今回のプレゼントを選ぶときにも、15ドルの予算の中で出来るだけ大きなプレゼントを買おうと思っていました。案の定、今日贈られた「最後のプレゼント」の中では私のプレゼントが一番大きなプレゼントでした。大きな箱のプレゼントを渡された時は誰でもビックリした顔をするので、その様子を見るのがとても面白かったりします。私がプレゼントを贈った相手には2人の男の子がいるので、プレゼントの中身自体も丁度良かったと思います。


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