せっかくいいワインを買ったので、料理はトマト・ソースのスパゲッティにしました。日本にいた時は、スパゲッティといえば市販のミート・ソースの缶詰めを使ったミートソース・スパゲッティばかり食べていました。ところが、アメリカに来てミートソースのビン詰めに書いてある成分表を見てみたら、あまりの塩分の多さに呆れてしまい、ソースは自分で作るようになりました。
今回私が作ったのは、最近お気に入りのアラビアータです。以前は唐辛子抜きのトマト・ソースを作り、食べる時にタバスコをたっぷりかけて食べていたのですが、ソースの中に始めから唐辛子を入れた方がソースの味を壊さずに済むので、最近はこの方法を採用しています。
さて、肝心のMorgonですが、とても美味しいワインで、今まで飲んだボジョレーの中では最高の味でした。ワインを飲む回数を減らしてでも、このクラスのワインをこれからいつも飲もうかなと思ったりしました。
それにしても、11ドルのワインに対して、スパゲッティの方は2人前で1ドルしか材料費がかかっていません。安くて美味しい料理が好きな私らしい結果です。
スパゲッティ・アラビアータ
[材料](2人前)
・スパゲッティ 200g
・オリーブオイル 大さじ3〜4
・トマトの缶詰め 1缶
・にんにく 1かけ
・タマネギ 1/6個
・唐辛子 3〜4本
・バジル 大さじ1
・塩 少々
・バター 大さじ2
・粉チーズ 好みの分量
[作り方]
1.にんにくとタマネギはみじん切りにし、唐辛子はそれぞれ2〜3つに折って種を取り除きます。
2.手鍋にオリーブ・オイル、にんにく、唐辛子を入れ、弱火で加熱します。
3.にんにくの香りが出てきたらタマネギを加え、中火で炒めます。
4.タマネギに火が通ったら、トマトの缶詰を手鍋の中に空け、木べらでトマトを潰します。
5.バジルを加えて中火で加熱します。手鍋の中身が沸騰したら火を弱め、コトコトと20分以上煮込みます。
6.スパゲッティのお湯を沸かし、塩を加えます。
7.スパゲッティをアルデンテにゆでます。
8.スパゲッティがゆで上がる前に手鍋にバターを入れて溶かします。
9.ゆであがったスパゲッティのお湯を切り手鍋に入れ、ざっと混ぜてお皿に移します。
10.食べる直前に粉チーズをかければ完成です。
この料理に使用するスパゲッティは、細目のものの方がソースがからまり易いのですが、私は普通の太さのスパゲッティの方が好きなので、写真のようにソースが綺麗にからまっていません。