日本のハンバーグは牛肉と豚肉の挽きを混ぜたものが多いので、お肉屋さんでは合い挽きというのを売っていますが、アメリカでは牛肉と豚肉の挽き肉は別々に買わなければなりません。近所のスーパーで買った挽き肉は、牛肉が100g当たり約50円、豚肉が100g当たり約58円でした。(アメリカでは豚肉より牛肉の方が安かったりします)
私は日本にいた時もハンバーグなんて作ったことが無かったので、今回はインターネットで見つけたレシピに従って作ってみることにしました。ハンバーグに入れるタマネギをバターで炒め、さあ挽き肉をこねようかなと思った時に、レシピを再確認して大変な事に気が付きました。
日本のハンバーグって、卵を使うのね・・・。:O
私は普段卵を食べ無いので買い置きがありませんでした。卵無しで作ろうかなと一瞬考えましたが、私はわりと材料にはこだわる方なので、5km離れたスーパーまで卵を買いに行きました。
卵も揃い、いよいよ挽き肉をこねる作業を開始しましたが、挽き肉をこねるのって粘土細工を作っているみたいで結構面白いと思いました。バターで炒め終わったタマネギの他にパン粉と牛乳も加え、さらにこねた後、ハンバーグの形に整えました。後はフライパンに油を温めて、ジューッと焼くだけです。油がパチパチいい出したので、ハンバーグをフライパンに入れようとした瞬間、大変な事に気が付きました。
あっ、卵入れるの忘れた・・・。:O
このままハンバーグを焼いてしまおうかなと一瞬考えましたが、せっかく買ってきた卵を使わないのもシャクなので、形を整えたハンバーグをもう一度ボールに戻して卵を混ぜました。卵を入れる前からかなりハンバーグのタネは柔らかかったのですが、卵を入れたらもっと柔らかくなってしまい、ハンバーグの形にするのに苦労しました。こんなに柔らかいと、焼いている間に崩れそうだなと思いましたが、手の施しようが無いのでそのままフライパンに入れて焼きました。そうしたら、片面を焼いた後ひっくり返す時に、やっぱり形が崩れました。;(
完成したハンバーグは、見かけはあまり良くありませんでしたが、ソース作りには成功したので、味自体は美味く出来上がりました。:D