Thanksgiving Dayのディナー




今日はThanksgiving Day(感謝祭)でした。この日はほとんどの仕事やお店が休みになり、みんな家で七面鳥をメインとした御馳走を食べるというのが風習です。

今日はあいにく大雨でしたが、招待してもらった友人の家に出掛けました。友人の家に近づくと、近所の家にパトカーが沢山停まっていました。パトカーのライトが灯いていなかったので事件ではないだろうと思いましたが、友人の話ではその近所の家には警官が住んでいて、Thanksgiving Dayの御馳走を食べるために勤務中の警官が集まっているのだそうです。^^;

さて、今回は友人の奥さんに頼んで料理の写真を撮らせてもらいました。「私のホームページで紹介してもいい?」と聞いたら照れていました。彼らは日本語は全く判りませんが、後で私のホームページにアクセスして写真の写り具合を見てくれるそうです。

それでは食卓に並んだ料理を順番に説明します。

七面鳥(ターキー)

友人の家庭は4人家族ですが、子供がまだ小さいので七面鳥を一羽丸ごと調理するような無駄なことはせず、必要な分だけ七面鳥のお肉を買って来そうです。この辺の金銭感覚はさすがだと思いました。

七面鳥のお肉は鶏肉によく似ています。

ドレッシング

ドレッシングというのは、サラダにかけるドレッシングと同じ単語ですが、この場合は「七面鳥を焼くときに中に詰めるもの」という意味になります。今回は七面鳥を焼かないので別の料理として食べましたが、七面鳥を焼く場合でも中に詰めものをすると焼き加減が難しくなるので、詰めずに食べることが多いらしいです。

ドレッシングはパンと野菜を混ぜたもので、わりとパサパサしています。

ポーク・ハム

これもThanksgiving Dayの食卓ではポピュラーな料理です。大きなハムの固まりがあらかじめスライスして売られています。

このハムは少し固めで、日本の焼き豚とハムの中間みたいな感じです。

ポテト

アメリカの食卓ではポテトがよく出てきます。

チーズ・ブロッコリ

アメリカに来てからブロッコリもよく食べるようになりました。

グレイビー・ソース

グレイビー・ソースはお肉料理にかける定番のソースです。

クランベリー・ソース

ソースだといって紹介されたのですが、実際にはジェリー状に固まっていました。これは缶に入った市販品なので、器に入れてもその形が缶詰めの形そのままなのが愉快でした。

見かけによらず甘さが控えめのソースです。

スマイリー・アップル・パイ

アップル・パイにスマイリー・マークを描いたものです。

これを切り分け、アイスクリームをトッピングしたものをデザートとして食べました。私が甘いものが好きだと言ったら、アイスクリームを山ほどトッピングしてくれました。

毎年、Thanksgiving Dayの日には違う家に招待されていますが、料理の内容は大体同じです。私はアメリカの家庭料理も好きなので、出してもらった料理を楽しめました。

このディナーに招待された時、「何か嫌いな食べ物はある?」と聞かれましたが、「何でも食べられるから大丈夫」と答えました。本当は私にも嫌いなものがあって、塩辛が嫌いなのですが、塩辛を英語で説明するのが難しいのと、まさかThanksgiving Dayの食卓に塩辛が出てくることもないだろうと思ったので、その事には触れませんでした。

食事の前にはみんなで手を繋いで目を閉じ、一家の主がお祈りの言葉を述べましたが、その中に「今日はサミーが来てくれた」という言葉も入れてくれて、とても感動しました。


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