粋なポリスマン


昨日はクリスマスのプレゼントを買いに近所の本屋さんに出かけました。本屋の前の駐車場に車を止めると、誰かがコンコンと車の窓ガラスをノックしました。強盗かと一瞬思いましたが、ノックする人を見ると、ポリスマンでした。危険という点では、アメリカのポリスマンは強盗と同じなので、大人しくドアを開けました。

ポ「すごいスピードで走っていたね」

いつもよりスピードを出していたとは思えませんでしたが、とりあえず
サ「どのくらい出ていました?」
と聞きました。

ポ「60マイルくらいだね」(ここは制限速度が45マイルです)
サ(やっぱりいつもより出していなかった)
サ「そんなに出てましたか」(オイオイ^^;)
ポ「なんであんなスピード出してたの?」
サ「明日クリスマスのパーティーがあるので、今晩中にプレゼントを買わないといけないんです」(これはホントでした)
ポ「ふーん。それにしてもあんなにスピードを出す必要はなかったろうに」
サ「プレゼントを何にするか考えていて、スピードメーターを確認するのを忘れてしまいました。でも、スピードを出しすぎたようですね。すみません。」

その後、免許証と自動車の保険証のチェックを受け、ポリスマンが無線で内容の確認を行いました。

ポ「今後はスピードを出しすぎないように」

そういうと、そのポリスマンは免許証と自動車の保険証を返してくれました。

サ「?」
ポ「いいプレゼントが見つかるといいね。メリー・クリスマス!」

私は思わず「ナイスガイ!」と叫んでしまいました。


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