割引きするんだったら、商品を買った時点で割引してくれた方が簡単だと思うのですが、メーカーにとっては「メイル・イン・リベート」によって、商品を購入してくれた人の名前や住所などの情報が手に入るというメリットがあるようです。
電気製品やコンピュータ・ソフトウェアを買った時には、$50ドル(約5200円)のリベートが付くこともあるので、多少の手間はかかっても「メイル・イン・リベート」を利用します。ところが、値段の安い食料品でもこのサービスを採用している会社があって、例えば売り値が1ドル(約105円)の商品では50セント(約53円)のリベートを提示している場合があります。でも、メーカーに申し込み用紙や領収書を送るのに切手代だけで32セント(約34円)かかりますし、封筒代を考えたら全然メリットがありません。アメリカではたまにこのような意味不明のサービスに出会います。