NFL TOKYO 2000


8月6日に東京ドームで行われたNFLのプレシーズン・ゲーム、「ダラス・カウボーイズ対アトランタ・ブレーブス」の試合の模様は、全米でも生中継されました。プレシーズン・ゲームというのは、日本のプロ野球のオープン戦に相当します。

アメリカン・フットボールがアメリカで一番人気のあるプロ・スポーツであるというのはもちろんのこと、ダラス・カウボーイズはNFLでも1,2を争う人気チームですし、アトランタ・ファルコンズも去年スーパーボウルに出場して以来、全米の注目を浴びるチームになったので、この試合が生中継されるのは当然といえます。

私の地元アトランタでは絶大な人気を誇るファルコンズの選手達が、東京ドームに立っていること自体が夢のようでした。頭の毛が薄いQBクリス・チャンドラーが、ずっと帽子をかぶっていたのは◎でした。コーチのダン・リーブスは普段はとても紳士的なのですが、試合中は本当に鬼のような顔つきになります。彼の闘争心は例えプレシーズン・ゲームといえども全然衰えず、この試合でも凄い顔つきでした。ただし、今年は天才RBジャマール・アンダーソンが復帰するので、TVに映る選手達の表情も希望に満ちているという感じがしました。

私がビックリしたのは、この試合がダラス・カウボーイズのホームゲーム扱いなので、なんとダラス・カウボーイズ・チアリーダーズまで日本に上陸していたことです。NFLのチーアリーダー達の中でも、ダラス・カウボーイズ・チアリーダーズは最高の人気を誇り、サタデー・ナイト・ライブにゲスト出演したこともあるくらいです。私も大ファンで、ダラス・カウボーイズの主催ゲームは出来るだけ見るようにしています。

番組の途中で日本の様々な風景や人々が紹介されていましたが、その中にとても面白いシーンがありました。それは、街行く日本の女性達が履いている上げ底靴やルーズソックスを紹介した後、それにオーバーラップするようにダラス・カウボーイズ・チアリーダーズの白いブーツを写しだし、アメリカのTVのアナウンサーが「私達にはブーツがあります」とコメントした時でした。私も当然、白いブーツの方が好きです。


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