オリンピックの開会式


オリンピックの開会式の模様はアメリカの東海岸では、夜の8時くらいから録画放送されましたが、例によってオリンピックの競技とは直接関係のないダンスが延々と続きとても退屈でした。とはいっても、開会式の中継の最中はずっと料理していたので、TVの画面はほとんど見ていなかったのですが・・・。

オリンピックの開会式というのは選手達の入場行進がメインなので、それ以外の演出にあまり力を入れ過ぎるのは何かおかしいと私は思います。オリンピックの開催国にしてみれば、自分たちの国の文化を披露する絶好のチャンスだと考えるのかも知れませんが、スポーツ観戦に関心がある人達にその国の伝統文化を強制的に延々と見せるというのは、やはり何か間違っていると思います。

選手の入場行進も所々しか見なかったのですが、日本の入場行進はしっかり見ました。というか、見てしまいました。 日本選手団のユニフォームを見た瞬間、「なんじゃこりゃ」と思ったのですが、後で日本のWebサイトにアクセスしてみたら、やはり日本でも不評だったようですね。それはそうだろうなと思います。あのユニフォームのせいか、選手達の表情もパッとしない感じがしました。入場行進の中継では各国の選手団のうち、ルックスのいい選手を中心に画面に映していましたが、日本の選手団にはカッコ良い人がいないなと思いました。唯一、テニスの宮城ナナ選手だけは目立っていました。やはりあのくらい派手じゃないとダメなのかも知れません。

ただし、日本の選手団の入場行進は全部で30秒くらいしか放映されませんでした。今回の入場行進の中継ではアメリカと地元のオーストラリアの放映時間が長いのは当然ですが、それ以外ではなんといっても南北合同での入場行進を果たした南北朝鮮がアメリカでも話題になっていました。(これについては普通のニュースでも扱っていました。)

日本のユニフォームほどではありませんんが、アメリカやオーストラリアのユニフォームも全然カッコいいとは思えませんでした。ただし、どちらの国も選手達の表情がとても明るく、まるで閉会式のようなリラックスぶりだったので、オーストラリアの人達ってもしかしてアメリカ人並みの明るさなんだろうかと思いました。結構いい国かも知れません。


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