スーパー・ボウル


昨日は一年を通じてアメリカで最も人気のあるスポーツ・イベント、スーパー・ボウルの日でした。日本にいた時にもスーパー・ボウルという名前くらいは知っていましたが、それがどのくらい人気があるものかは知りませんでした。それこそとんでもない人気で、オリンピックよりも人気があります。特に今年は地元のアトランタ・ファルコンズがチーム創立以来初の出場を決めたこともあって、昨日までの2週間はTVのニュースでも連日トップ・ニュースで扱っていました。

私は友人達と、大きなモニターが沢山設置してあるレストランへ行って試合を観戦しました。この日の料理は、私の得意種目のバイキング方式(アメリカではビュッフェ方式と言いますが)で、ローストビーフやバッファロー・ウィングなどの肉料理にフルーツやサラダなどが山盛りでした。ただし、このレストランは完全予約制だったので、みんな席に着くことができ、全然混雑はありませんでした。去年行った店は、詰め込めるだけ客を詰め込んだので、6割以上の人が立ったままで、さらにCMの時間はロック・ミュージックをガンガン流していて、ほとんどディスコ状態でした。(私は去年の店の方が好きでしたが)

当然ながら、お客さんのほとんどは地元のアトランタ・ファルコンズのファンでした。それでも3%くらいはデンバー・ブロンコスのファンだったのには驚きました。怖いもの知らずの連中です。そういう私も、前日までは両方のチームを応援すると言っていましたが、試合前のブロンコスの選手達の表情を見ていたら、やっぱり自分はブロンコスの方が好きなことを自覚しました。

試合は6時半に始まり、決着が着くまで約3時間かかりました。試合の結果はすでに日本にも伝わっている通り、デンバー・ブロンコスの勝利に終わりました。おまけに試合終盤まで、ファルコンズのタッチ・ダウンが無かったので、ダーティ・バードを踊るチャンスがありませんでした。(ファルコンズがタッチ・ダウンを決めたのは、ファルコンズ・ファンの友人の希望で試合が終了する前に店を引き上げた後でした)

私にとってはブロンコスが勝って、おまけに大好きなQBジョン・エルウェイがMVPを獲得するという最高の結果に終わりました。

以上、TVの画面にファルコンズのチアリーダー達が映るたびに心がときめいてしまったサミーからのレポートでした。^^


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