トーナメントは木曜から日曜までの4日間で行われるので、月曜から水曜日までは練習ラウンドです。でもアメリカのメジャー大会はルールが厳しくて、トーナメントの最中は写真撮影禁止、選手にサインを頼むのも禁止です。そのため、写真を撮ったりサインをもらったりするには練習ラウンドに行くしかありません。
実は私は今までゴルフをやった事がなくて、ゴルフ場にも行った事がありません。:D でもタイガー・ウッズが出場したメジャー大会はTVで何度か観たことがあるので、有名な選手の名前は少し知っています。いずれにしても、タイガー・ウッズを観られるチャンスなんて滅多にないので、ミーハーな私はこのチャンスに飛び付きました。「タイガー・ウッズのサインをもらって来るから」と大きな口を叩きながら・・・。
当日は朝から曇りで、今にも雨が降りそうでした。それでも私は、午前7時半の開門直後にゴルフ場に入りました。
とりあえずゴルフ場がどんな所かを理解するために、地図を手に入れた後、ゴルフ場の中を歩き始めました。まだ朝早かったせいか選手はほとんど見かけず、観客よりも係員の方が多い状態でした。:( TVではペブルビーチやセントアンドリュースなどの難コースを見慣れているせいか、このゴルフ場は起伏も少なくて簡単そうに見えました。
ゴルフ場の端まで行ったところで、「あっ、ゴルファーはみんな最初は練習場で練習するんだった。:O」と思い出し、ゴルフ場の反対側にある練習場までジョギングしました。(やっぱりゴルフは私の性格に合ってないです。ゴルフ場みたいに広い所をゆっくり歩くなんて私には出来ません。:()
練習場に行ってみてビックリです。すでに何人ものプレイヤー達が練習していました。一番近くにいた選手は日本人ぽかったので、名札をみたら「Naomichi Ozaki」と書いてありました。それを見て、「おおっ、この人が尾崎直道さんなんだ」と納得しました。:O(←私はゴルフ場に来る資格が無っかたりして・・・)
その近くには、私にとって顔と名前が一致する数少ない選手の一人、スペインのミゲル・ヒメネスがいました。この人はラテン系のお金持ちって雰囲気があってとてもカッコいい人でした。(お腹はかなり出ていましたが)
その隣には同じくスペイン出身のホセ・マリア・オラサバルもいて、「おおっ、やっぱりこれはメジャー大会だ」と嬉しくなりました。でもこの二人はボールを打つよりも喋っている時間の方が長い感じでした。さすがラテン系。:O
さらにちょっと離れた所では、ハル・サットンも練習していました。(写真を撮るの忘れました。:'() 問題は、超一流の選手達の練習を見ていても、どの辺が一流なのか私には全然判らない点でしたが・・・。:(
有名選手の写真が続々登場するゴルフ観戦の模様は、中編に続きます。:D