−多くの報道は君たち4人の固い友情と、バンドが基本的に君とBastiaanの友情からスタートした事を強調してるけど、本当にこういう風に始まったの?
もうだいぶん前から一緒にグループを始める気ぃでおったんやが、でもほんまにグループを結成したんは何年か前に わしら4人が集まってからや。 −二人ともガレージ・バンドを組んでバンド大会に出場してたんでしょう?オランダのティーンエージャーってどうんな感じ? そんなに違わへんわい。わしらかて他と同じようにテレビはあるし、みんなが考えとうように風車があって。。。っていう感じやないわ。英語のTV番組が見れるから、みんなそれ見とうしな。それにオランダはバリ大きな国やないからあっちゃこっちゃの周辺の国の影響を受けとる。オランダはあらゆる国籍の人に対してオープンなんや、特にアムステルダムではな。そやからようさんの人がこの町を好いとうし、自由で、みんながやりたいようにやりよるんや。そやさかいあんまり典型的なオランダのティーンエイジャってのはないな。ここのガキどもと基本的には一緒じゃ。 −最初のバンドはどういう感じだった? 1997年に結成されて、The Baby Bandっちゅう名前やった。ドラムをやりたかったんやけど、まぁ典型的なバンド活動をしもって、いろんなバンドをやったで。その一つにおったときにBastiaanと会ったんや。直ぐに わしらは同じもんに興味を持っとって、同じメロディーを好いとうって気が付いたんや。で、グループを結成することについて話し始めたんやが、でも当時は実際にそうする機会がのうてな。Bastiaanは演技とミュージカルの方に進みよって、わしはダンスの方に進んだんや。(彼はラテン・ダンス部門でオランダの国内チャンピオンになっている。) −君かBastiaanのどっちかはバンド大会で勝った? いいや。二人とも負けやった。その時はごっついそれが悲しかったんや。でも当時はええ歌を作るってゆうよりか、ただうるさいだけやったしな。ただ一緒になって騒いどっただけや。 −髪を伸ばしてハード・ロックとかメタルとかをやりたくなったりしたことある? いや。そんなアホタレをまたやる気はないわい。ええメロディーの音楽をやるバンドが好きやさかい、エアロスミスは好きやで。あいつらの音楽はほんまにええメロディーやろ。多分わしらのよりプロダクションがヘビーなんやと思うわ。ええ曲はええ曲やからな、ハードロックかどうかは問題やない。でも曲はプロダクションにあんまし影響されるべきやないな。 −それぞれの曲に対して、製作前の準備にどれくらいかける? もちろんようさんの時間をかけるで。でも最近はずっとツアーに出てるよって前にやっとったような時間は取られへん。今いろんな奴からテープが送られてきよるんやけど、わしらがそれを聞いて気に入ったら、ホテルでそれをリハーサルしたるんや。Bastiaanはいっつもキーボードを持ち歩いとうから、ハーモニーを見つけて、なんべんもなんべんも歌うて、ベースキーボードを見つけて、それからリードって具合や。レコーディングの時はスタジオで わしらがベースラインをやって、それから最終プロダクションに入んのんや。 −バンドの中で誰がプロダクションの質に関して決定権を持ってるの? 全員や。ヨーロッパで丁度セカンドアルバムをリリースしたとこなんやが、どの曲を入れるかについて わしらは全員で決めたんや。そやから、何っちゅうか、わしら全員がその事には満足してるんや。いろんなことについて話し合わんとな。 −スタージでの踊りについては誰が決めるの? わしとLee。ダンスに関しては わしらが一番経験があるさかいな、BenjaminnとBastiaanを助けたっとんのや。イギリスからの振付師と一緒に決めるんや。何かもうちょっと変えたほうがええ時は、4人でホテルの部屋で踊って、わしかLeeがリードして他の二人にどんな風にしたいのんかを示すんや。Bastiaanは歌に関しては一番経験があるよって、その部分では わしらを助けてくれとうわな。 −最後の質問なんだけど、プレスリリースには君がマンガのキャラクターをコレクションしてるって書いてあるけど? セル画をコレクションしとる。有名なディズニーのとかをや。特にロビン・フッドのオリジナルのヤツが好きなんじゃ。わしが生まれたんが1973年で、ロビン・フッドが作られよったんが1973年やからな。ロビン・フッドのオリジナルのセル画を1枚持ってるんやけど、どいつもこいつものんを集めとんや。それから有名なヨーロッパのキャラクターで、ここでは知られとうかどうか分からへんけど、タンタンのも集めとう。タンタンの胸像を持ってるんや。なるべく家の全部の部屋にコレクションを置こうとしとる。もうかなりの数を持っとるで。 −一人で外に出てショッピングしたりできる? わしは一人になるのが大嫌いなんじゃ。そやから買物に行く時に一人やとゼッタイ行きともないし、もう決して一人にはならへんわい。 とにかくメルボルンがえろう気に入ったし、出来れば次ぎはでっかい興行をやらかしたいわ。 |