それはとても衝撃的なニュースだった。1999年6月16日水曜日、英新聞The Sun はStephen Gatelyの告白を一面に掲載した。「僕はゲイで、恋しているんだ！」そしてダブルでショックだったのは、Stephenの最愛の人がCaught In The Actの元メンバー、Eloy De Jongだったことだ！彼もこれまでゲイであることを隠してきのだ。しかしながら今、彼らは勇気と自分たちの愛を示した。

「僕はゲイで恋している。僕のパートナーはEloy De Jongだ！」こう言ってアイルランドのグループBoyzoneのリードシンガーであり、女の子に絶大な人気を誇るStephen Gatelyは6月16日、英タブロイド紙にカミング・アウトした。そして事もあろうに、彼の恋人が元Caught In The Actのメンバー、Eloy De Jongであったため両グループのファンにとって2倍の衝撃となった。
この驚くべき、そして勇気ある告白はイギリスのみならず、騒動となり、この衝撃的なニュースは同性愛に関する激しい論争を巻き起こした。この二人のSonny Boysの女性ファンの多くはショックを受け混乱し、そのニュースを信じることができなかった。Eloyは本誌に対してこう答えた。「うん、Steveと僕は愛し合ってるんだ。僕はずっとStevenの側にいるし、僕らは絶対これを乗り越えるよ！」

StephenとEloyが最初に出会ったのは1995年、Boyzoneの活動の初期の頃で、Caught In The Actが4月にロンドンでシングルMy Arms Keep Missing You のプロモーションビデオ撮りをしていた時である。そして1年後の1996年3月、シュトゥットガルトで行われたBravo Spershow で再会する。 そして1998年10月31日、ケルンでのショーにBoyzoneが出演した時から二人の仲は始まった。その時Eloyはショーの司会を務めており、StephenはBoyzoneとしてパフォーマンスをした。この時、二人は単なる友達以上であることを確信し、それ以来可能な限り一緒に過ごし、Stephenのダブリンにある豪華な邸宅を共有していた。（訳注：あれ？こないだ売っちゃったSteoのあの家って二人の物だったの？？うーむ。。単に私のドイツ語解釈が間違ってるだけかもしれないっす？＾＾；；）

そして何ヶ月もの間二人の関係は秘密に保たれていた。Stephenは言う。「本当に大変だったよ！一緒に出かけることも出来ないし、常に隠れてなくっちゃいけないんだから。本当にすごいプレシャーだったよ。」

見つかるのでは、そして非難されるのではという不安は、敬虔なカトリック教徒の多いダブリン出身であるStephenにとっては最後まで耐えがたいものであった。Stephenは言う。「僕はBoyzoneのキャリアをダメにしたくはないんだ！」イギリスとアイルランドでは彼らのニューアルバム、"By Request" がチャートの1位となり、Backstreet Boysのような成功を収めていた。現在ドイツをツアー中の彼らは秋にはそれぞれの道を進み始める。Ronan Keatingはソロ・シンガーとしてのキャリアを既に始めており、Stephenも新しいアニメーション"Watershipe Down" のテーマソングであるBright Eyes を歌う。今がカミング・アウトする絶好のタイミングであった。「僕はもうこれ以上嘘をつきたくはなかった。」Stephenは言う。「僕はもう隠したりはしない。ファンには本当のことを知ってもらいたいんだ。僕は僕のパートナーのことをハッキリさせるよ。Eloyが僕の最愛の恋人なんだ！」

1995: 1995年4月13日、Caught In The Actはロンドンでシングル"My Arms Keep Missing You"のビデオ撮影をした。この時にStephenとEloyは初めて出会い、直ちに意気投合した。しかしながら彗星のごとく勢いで成功していった両グループは、ツアーなどのストレスもあり、二人はたまに顔を合わせるだけであった。その頃彼らはまだ仲のよい友達であった。